大学時代はフットボールで活躍。キラー・コワルスキーのレスリングスクールに入り、97年にデビュー。その後、WWFと契約。ドリー・ファンク・ジュニアらのコーチを受け、メンフィスのWWFの2軍団体PPW(Power Pro Wrestling )で活躍。バルドーというリング名だった。PPWヘビー級王座を獲得。99年4月11日にWWFに初登場。ドロスのパートナーとしてプリンス・アルバートの名で活躍。10月のドロスの引退後は、テストをパートナーにしてトリッシュを加えたT&Aを結成。リング名をプリンス・アルバートからアルバートに改名。01年4月にはジャスティン・クレディブルとXパックと共に「Xファクター」を結成。6月26日にはケインを破ってインターコンチネンタル王座を獲得。7月23日、ランス・ストームに敗れて王座転落。02年にWWEの2部制以降の際にスマックダウンに所属。Aトレインに改名。03年7月17日、WWE日本ツアーに初来日。ショー・フナキと対戦し、4分50秒、スクールボーイに敗れた。18日にクリス・ベンワーと対戦し、7分3秒、クリップラー・クロスフェイスに敗れた。04年6月からWWEロウに移籍したが、活躍しなかった。ヴァル・ヴィーニスとの試合で肩の腱板を断裂し、そのまま11月1日にWWEを解雇される。
05年3月にジャイアント・バーナードの名で全日本プロレスに登場。ブードゥー・マーダーズに加入しヒールとして活躍。8月4日、両国国技館での「WRESTLE−1 GP」に出場し、ボブ・サップと対戦。セコンドのTARUの鉄パイプ攻撃が誤爆し、5分30秒、横入り式エビ固めに敗れた。10月18日、三冠王者の小島聡に挑戦。パワーファイトで小島を圧倒したが、18分7秒、ラリアットに敗れた。11月19日、代々木第2体育館大会で曙と対戦。7分37秒、バンザイドロップからの64に敗れた。
06年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会に出場し、中西学と対戦。ドタバタしたかみ合わない展開となったが、9分53秒、コーナープレスで勝利。その後は新日本プロレスの常連外国人として活躍。3月19日、両国国技館大会でスコット・ノートンと対戦。13分30秒、ラリアットで勝利。4月に「NEW JAPAN CUP」に出場。矢野、長州力、中西学に勝利し、4月30日、決勝で永田と対戦。19分40秒、バーナードライバーで勝利し、トーナメント優勝。5月3日、IWGP王者のブロック・レスナーに挑戦。14分32秒、バーディクトに敗れた。7月17日、新日本プロレスの月寒グリーンドーム大会でIWGP王座決定トーナメントに参戦。曙と対戦し、4分46秒、横入り式エビ固めでフォール勝ちして決勝進出。決勝では棚橋弘至と対戦。17分44秒、スリングブレイドに敗れた。
07年3月11日、愛知県体育館大会で、トムコと組んでIWGPタッグ王者の中西学、大森隆男組に挑戦。16分40秒、合体パワーボムで勝利してIWGPタッグ王座を獲得。4月13日、大阪府立体育会館大会で天山、越中組を相手にタッグ王座の防衛戦。15分47秒、マジックキラーを決めてトムコが天山にフォール勝ち。5月3日、後楽園ホール大会で永田、飯塚組を相手にタッグ王座の防衛戦。19分47秒、マジックキラーを決めてバーナードが飯塚にフォール勝ち。7月8日、岐阜産業会館大会のメインで棚橋、山本尚史組を相手にタッグ王座の防衛戦。20分46秒、バーナードがシットダウン式ラストライドで棚橋に勝利。8月5日から始まったG1クライマックスに参戦。開幕戦の大阪府立体育会館大会で真壁と対戦。8分34秒、ダイビングニードロップに敗れた。8月6日、ツインメッセ静岡大会で蝶野と対戦。3分40秒、2段蹴りで勝利。8月8日、横浜文化体育館大会で天山と対戦。13分24秒、シットダウン式ラストライドで勝利。8月10日、愛知県体育館大会で曙と対戦。9分57秒、場外で机の上に寝かせてダイビングボディプレスを決めたが、ダメージが大きく両者リングアウト。8月11日、両国国技館大会で永田と対戦。13分58秒、ナガタロック4に敗れた。リーグ戦は2勝2敗1引き分けに終わった。9月24日、広島サンプラザホール大会で永田、中西組を相手にタッグ王座の防衛戦。24分45秒、バーナードがバーナードライバーで永田に勝利。10月18日から始まったG1タッグリーグにトムコと組んで参戦。4勝3敗でリーグ戦を突破。11月2日、後楽園ホール大会での優勝決定戦で棚橋、金本組と対戦。18分2秒、バーナードがバーナードボムで金本に勝利。タッグリーグ戦に優勝した。12月9日、愛知県体育館大会のメインで棚橋と対戦。17分44秒、ハイフライフローに敗れた。
08年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会でスタイナーブラザースを相手にIWGPタッグ王座の防衛戦。12分50秒、マジックキラーで勝利して防衛に成功。試合後には「新日本プロレスリング、イチバーン!」とマイクアピールをした。2月17日、両国国技館大会で真壁、矢野組を相手にタッグ王座の防衛戦。圧倒的なパワーで挑戦者組を圧倒。マジックキラーを決めたがセコンドがレフリーの足を引っぱったためにカウントが取れなかった。場外の机の上に乗った矢野にコーナートップからのボディプレスを決めて見せ場を作ったが、最後は16分30秒、トムコが真壁のチェーンラリアット、ダイビングニードロップをくらって敗れ、王座転落。3月に「NEW JAPAN CUP」に参戦。1回戦で本間朋晃、2回戦で金本浩二、準決勝で矢野を破り決勝進出。3月23日、尼崎市記念公園総合体育館大会での決勝で棚橋弘至と対戦。テキサスクローバーホールドを首固めに切りかえす上手さも見せた。パワーで圧倒したが、決め技のバーナードボムを切りかえされて18分24秒、前方回転エビ固めに敗れた。7月21日、月寒アルファコートドーム大会でリック・フーラーと組んでIWGPタッグ王者の真壁、矢野組に挑戦。場外戦で流血。マジックキラーからフーラーがフォールするが、リング下の外道がレフリーの足を引っぱったためカウントを阻止される。最後は18分46秒、矢野の鬼殺しにフーラーがフォール負け。8月からG1に参戦。リーグ戦を3勝3敗で終えて決勝進出を逃した。10月13日、両国国技館大会で後藤洋央紀と対戦。仲間のカール・アンダーソンの介入もあって試合を優位に進め、13分44秒、バーナードライバーで勝利。12月6日、愛知県体育館大会で棚橋と対戦。17分43秒、ハイフライフローに敗れた。12月7日、大阪府立体育会館大会で後藤洋央紀と対戦。13分55秒、バーナードライバーで勝利。
09年1月4日、東京ドーム大会での8人タッグ戦に出場し、試合後に対戦相手のカート・アングルにバーナードライバーを決めた。2月15日、新日本プロレスの両国国技館大会でカート・アングルと対戦。14分19秒、アンクルロックに敗れた。3月8日、愛知県体育館大会のメインでバル・ビーナスと組んで棚橋、永田組と対戦。14分41秒、バーナードがバーナードライバーで棚橋に勝利。3月15日、後楽園ホールでのNEW JAPAN CUP2回戦でミラノコレクションA.T.と対戦。9分13秒、バーナードライバーで勝利。3月22日、尼崎市記念公園総合体育館での準決勝で吉江と対戦。8分56秒、横回転エビ固めで勝利。同日の決勝で後藤洋央紀と対戦し、18分18秒、変型腕固めに敗れた。6月20日、大阪府立体育会館大会でカール・アンダーソンと組んで、チーム3DのIWGPタッグ王座にハードコアマッチで挑戦。18分4秒、テーブルの上へのスーパーパワーボムにアンダーソンがフォール負け。7月5日、後楽園ホール大会でアンダーソンと組んで中西、大森組と対戦。7分3秒、中西の大☆中西ジャーマンにアンダーソンがフォール負け。8月からG1に出場。大きな活躍はなく、2勝3敗1分けに終わった。10月から始まったG1タッグリーグ戦ではアンダーソンと組んで全勝優勝。11月8日、両国国技館大会でアンダーソンと組んでチーム3DのIWGPタッグ王座に挑戦。15分42秒、両者リングアウトに終わった。
10年1月4日、東京ドーム大会でアンダーソンと組んで内藤、裕次郎組とタッグ王者のチーム3Dを相手に3WAYマッチでの王座戦。13分28秒、内藤、裕次郎組の合体技、リミット・レス・エクスプロージョンをアンダーソンがくらってフォール負け。5月にはメキシコのCMLLに登場。6月19日、大阪府立体育会館大会でアンダーソンと組んで、内藤、高橋組、王者の永田、井上亘組を相手に3WAYでの王座戦。18分24秒、アンダーソンがガン・スタンで井上に勝利してIWGPタッグ王座を獲得。7月19日、月寒ドーム大会で内藤、高橋組、永田、井上組を相手に巴戦での防衛戦。第1試合は井上がスピアでアンダーソンに勝利。第2試合は内藤がジャックナイフ式エビ固めで井上に勝利。第3試合はバーナードがバーナードライバーで高橋に勝利。第4試合はアンダーソンがガンスタンで井上に勝利して防衛に成功。8月からG1に参戦。8月6日、開幕戦の後楽園ホール大会で井上亘と対戦し、9分19秒、ネックハンギングボムで勝利。8月7日、大阪府立体育会館大会で永田と対戦し、13分5秒、バーナードライバーで勝利。8月8日、愛知県体育館大会で中邑真輔と対戦し、10分39秒、ボマイェに敗れた。8月10日、横浜文化体育館大会で後藤洋央紀と対戦し、11分25秒、バーナードライバーで勝利。8月12日、仙台サンプラザホール大会で潮崎豪と対戦し、11分7秒、スモールパッケージホールドにフォール負け。8月13日、後楽園ホール大会で小島と対戦し、11分44秒、ラリアットに敗れた。8月14日、両国国技館大会で高橋裕二郎と対戦し、8分3秒、クロスフィックスに敗れた。9月26日、神戸ワールド記念ホール大会で永田、井上亘組を相手に防衛戦。20分6秒、アンダーソンがガン・スタンで井上に勝利。10月22日、後楽園ホール大会でアンダーソンと組んでTNAから来日したビアマネーインク(ロバート・ルード、ジェームス・ストーム)と対戦。11分58秒、アンダーソンが顔面にビールを吹きかけられた直後にスタナーとパワーボムの合体技をくらってフォール負け。10月にアンダーソンと組んでG1タッグリーグ戦に出場し、Bブロックを2位で通過。11月7日、後楽園ホール大会での準決勝で永田、井上亘組と対戦。9分54秒、井上のスピアーにアンダーソンが敗れた。12月11日、大阪府立体育会館大会で永田、井上亘組を相手に防衛戦。17分23秒、バーナードがバーナードライバーで井上に勝利。
11年1月4日、東京ドーム大会で中西、ストロングマン組、ビアマネーインクを相手に3WAYでの防衛戦。8分36秒、アンダーソンがガンスタンでルードに勝利して防衛に成功。1月22日、後楽園ホール大会「CMLL FANTASTICA MANIA」でアトランティス、OKUMURA組を相手にタッグ王座の防衛戦。13分6秒、アンダーソンがガンスタンでOKUMURAに勝利。2月6日、岐阜産業会館大会で中西と対戦。9分10秒、ジャーマンスープレックスに敗れた。2月15日、後楽園ホール大会でストロングマンと対戦。6分6秒、飛び込み式エビ固めで勝利。2月16日、ノアの後楽園ホール大会に登場し、メインでアンダーソンと組んで杉浦、齋藤組と対戦。14分27秒、バーナードがバーナードライバーで齋藤に勝利。2月20日、仙台サンプラザホール大会で中西、ストロングマン組を相手にタッグ王座の防衛戦。18分28秒、バーナードがバーナードライバーでストロングマンに勝利。3月5日、ノアの有明コロシアム大会のメインで杉浦のGHC王座に挑戦。20分32秒、オリンピック予選スラムに敗れた。3月13日、アクトシティ浜松大会でのNEW JAPAN CUP1回戦で永田と対戦。11分32秒、バックドロップホールドに敗れた。5月3日、福岡国際センター大会で内藤、高橋組を相手にタッグ王座の防衛戦。19分49秒、バーナードがバーナードライバーで内藤に勝利。6月18日、大阪府立体育会館大会でGHCタッグ王者の高山、佐野組とダブルタイトルマッチ。12分3秒、バーナードがツームストーンパイルドライバーで佐野に勝利。タッグ王座の2冠王となった。7月3日、後楽園ホール大会で棚橋、後藤組を相手に防衛戦。17分12秒、アンダーソンがガン・スタンで後藤に勝利。7月18日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で棚橋のIWGP王座に挑戦。27分54秒、ダルマ式ジャーマンスープレックスに敗れた。7月23日、ノアの大阪府立体育会館大会で森嶋、吉江組を相手にGHCタッグ王座の防衛戦。16分27秒、合体技のマジックキラーでバーナードが吉江にフォール勝ち。8月からG1に参戦。8月1日、福岡国際センター大会での初戦でヒデオ・サイトーと対戦。9分47秒、バーナードライバーで勝利。8月2日、福岡国際センター大会で高橋裕二郎と対戦。8分58秒、バーナードライバーで勝利。8月5日、後楽園ホール大会でランス・アーチャーと対戦。11分23秒、バーナードライバーで勝利。8月6日、愛知県体育館大会で高山と対戦。9分36秒、エベレストジャーマンに敗れた。8月7日、大阪府立体育会館大会で永田と対戦。10分、バーナードライバーで勝利。8月10日、代々木競技場・第2体育館大会で棚橋と対戦。13分5秒、回転十字架固めにフォール負け。8月11日、代々木競技場・第2体育館大会で真壁と対戦。12分35秒、ダイビングニードロップに敗れた。8月13日、後楽園ホール大会で内藤と対戦。10分44秒、場外でのパワーボムをウラカンラナで切り返されてリングアウト負け。8月14日、最終戦の両国国技館大会で矢野と対戦。7分29秒、急所蹴りをかわして逆に急所蹴りをくらわせ、バーナードライバーで勝利。リーグ戦は5勝4敗に終わった。10月22日からはじまったG1タッグリーグでもアンダーソンと組んで出場。10月31日、ノアのディファ有明大会で潮崎、谷口組を相手にGHCタッグ王座の防衛戦。22分13秒、バーナードがバーナードライバーで谷口に勝利。タッグリーグは4勝1敗でAブロックを1位で突破。11月6日、後楽園ホール大会での準決勝で棚橋、後藤組と対戦。12分10秒、アンダーソンがガンスタンで後藤に勝利。同日の決勝で鈴木みのる、ランス・アーチャー組と対戦。17分42秒、アーチャーのダークデイズにアンダーソンが敗れた。11月12日、大阪府立体育会館大会で鈴木みのる、ランス・アーチャー組を相手にタッグ王座の防衛戦。17分15秒、バーナードが持ち上げた相手に対しアンダーソンが急角度のガンスタンを決める合体技、ジャイアント・ガンスタンでアーチャーに勝利。12月4日、愛知県体育館大会で鈴木みのると対戦。11分53秒、ゴッチ式パイルドライバーに敗れた。12月23日、後楽園ホール大会で天山と対戦。9分28秒、横入り式エビ固めにフォール負け。12月24日、後楽園ホール大会で小島と対戦。12分18秒、バーナードライバーで勝利。
12年1月4日、東京ドーム大会で天山、小島組を相手にタッグ王座の防衛戦。12分40秒、小島のラリアット、天山のムーンサルトプレスをくらってバーナードが敗れ、IWGPタッグ王座から転落した。1月22日、ノアの大阪府立体育会館大会で秋山、齋藤組を相手にGHCタッグ王座の防衛戦。15分38秒、齋藤のデスブランドにアンダーソンが敗れ、GHCタッグ王座から転落した。2月12日、大阪府立体育会館大会で天山、小島組のIWGPタッグ王座に挑戦。17分47秒、小島のラリアットにバーナードが敗れた。その後、新日本プロレスを離脱。4月2日、ロード・テンサイの名でWWEのRAWに登場。日本人のサカモトを弟子にした、東洋人のようなギミックだった。アレックス・ライリーと対戦し、イチバン(ボルドーボム)でレフリーストップ勝ち。4月16日、ロンドン大会でジョン・シナと対戦し、緑の毒霧からのイチバンで勝利。その後は、7月〜8月ごろにサカモトも離れ、特に大きな活躍もないまま出場を続けた。
14年2月、WWE・NXTでテレビ解説やコーチを務めた。8月9日、引退を表明。15年、WWE・NXTのヘッドコーチに就任し、若手を育成。
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