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| エル・ソリタリオ ＥＬ ＳＯＬＩＴＡＲＩＯ ■本名：ロベルト・ゴンサレス・クルス ■１９４６年５月２０日 ■メキシコ・ハリスコ州ヤフアリカ出身（ハリスコ州の州都はグアダラハラなので、グアダラハラとしている資料も多い） ■１７７cm ９０kg ■タイトル歴：ＮＷＡ世界ミドル ＮＷＡ世界ライトヘビー ＵＷＡ世界ライトヘビー ■得意技：ソバット |
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| メキシコを代表するスペル・エストレージャ。７人兄弟の末っ子として生まれる。兄ヘススはオトン・バンシカの名でレスラーをしていたが、ソリタリオが１３歳の時に死去。６０年に地元ハリスコでデビュー。オトン・バンシカ２号を名のる。後にエル・シカ２号に改名。６２年１１月、ファンタスマ・ネグロに敗れマスクを剥がされた。その後、ディアブロ・ベラスコのコーチを受けて、６６年２月にグアダラハラでエル・ソリタリオに変身。コミックやドラマで有名な「ローンレンジャー（Ｅｌ Ｌｌａｎｅｒｏ Ｓｏｌｉｔａｒｉｏ）」をモチーフにしたキャラクターだった。６７年８月からＥＭＬＬの中心会場であるアレナ・メヒコに登場。６８年１２月１３日、アレナ・メヒコでレイ・メンドーサとのマスカラ・コントラ・カベジェラ戦に勝利し、スペル・エストレージャとして不動の地位を獲得。６９年にラヨ・デ・ハリスコを破りＮＷＡ世界ミドル級王座を獲得。７０年にレイ・メンドーサを破りＮＷＡ世界ライトヘビー級王座を獲得。ＵＷＡ世界ライトヘビー級王座も獲得した。空中殺法だけでなく、返し技を得意とした。ロサンゼルスにも進出。７１年５月２１日、ロサンゼルスでのマスカラスとの一戦は、名勝負として語り継がれた。日本にも７２年、７９年、８１年と３度来日した。７２年１２月８日、アレナ・メヒコでアンヘル・ブランコを相手にマスカラ・コントラ・マスカラで対戦し、２対１で勝利。７６年５月１２日、ＵＷＡ世界ライトヘビー級王者のエル・アウダスを相手にマスカラ・コントラ・マスカラで対戦。１本目は１４分２０秒に変形波乗り固めでアウダスが勝利。２本目は６分４１秒に回転エビ固めでソリタリオが勝利。３本目はテクニック合戦の末、１０分５秒に変形コブラツイストでソリタリオが勝利。アウダスのマスク剥ぎに成功した。７９年５月１０日、新日本プロレスの福岡スポーツセンター大会で藤波と対戦。８分６秒、場外戦でセコンドのカネックが藤波を攻撃したため反則負け。８４年４月にＵＷＡを離脱。スペル・リブレスに移籍。その後、モンテレイの独立プロに移籍。８５年１２月１日、ヌエボ・レモン州モヌメンタル・モンテレイでドクトル・ワグナーとマスカラ・コントラ・マスカラで対戦。１本目はドロップキック２連発からの回転エビ固めでソリタリオの勝利。２本目はワグナーがソリタリオのマスクを破るなどラフファイトで圧倒。ダブルアームスープレックスから腕を取っての関節技でワグナーが勝利。３本目はソリタリオもワグナーのマスクを破り、互角の勝負を展開。最後は、なにかの技を狙ってワグナーが寝転がったところを、ソリタリオが上から押さえつけて勝利。ワグナーのマスク剥ぎに成功した。この一戦を機にＵＷＡに復帰。８６年４月６日、手術の最中に心臓発作を起こして死去。 |
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