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ラッシャー木村のマイクパフォーマンス
「こんばんは」事件・・・81年9月、田園コロシアムで猪木とリング上で対峙した木村は「こんばんは」と緊張感のない挨拶からマイクアピールを始めた。それをビートたけしが「こんばんはラッシャー木村です」とネタにして世間に浸透した。

アナウンサー「それではいよいよ10月8日、蔵前国技館におきましてアントニオ猪木選手との一騎打ちが実現することになりましたラッシャー木村選手にお話を伺ってみましょう。木村さん、いよいよ実現しますが、今のお気持は?」
ラッシャー木村「こんばんは。あのですね。10月8日の試合は、私たちは国際プロレスの名誉にかけても、必ず勝ってみせます。またですね、その試合のために今、私たちは秩父で合宿をはって、死に物狂いでトレーニングをやっておりますので、必ず勝ちます」
アナウンサー「そうですか。そして、浜口さん」
アニマル浜口「10月8日は、絶対我々勝ちますよ!ああ。来いよおまえ。おお!まっとけよ、おい、猪木よ。10月8日をみ○×△よ!え?」
アナウンサー「さて、いっぽう新日本プロレス側。猪木さん、ああ言ってますが、どうですか」
猪木「・・・」(手でマイクを制す)
アナウンサー「さあ、ということで緊迫感が漂ってまいりました。いよいよ10月8日、です」
全日本プロレスに移籍してからは、試合後にファンの「マイク!マイク!」の後押しを受けて、マイクパフォーマンスをするのが恒例になった。

「馬場!コノヤロー!てめー!まあ試合は別として・・・!あけましておめでとう!今年こそはなあ、今年こそは馬場を倒そうと思って!オレは毎日ここんとこなー!モチ食ってんだよコノヤロー!おれの肌をみろよ!モチのおかげで、すっかりモチ肌になっちゃったよ!」

(87年5月1日、後楽園ホール大会。いつのまにか場外リングアウト負けになった木村が試合後にエプロンでマイクを取り)「馬場!こんな判定はないぞコノヤロー!こんな判定あるかコノヤロー!ようし!(リングに入り)なんだコノヤロー!今日はな、今日は馬場に、久しぶりに会ったからおれは、興奮しちゃったんだよコノヤロー!馬場!おれは馬場に会うとな!すぐ興奮しちゃうんだよ!もう一回聞けよコノヤロー!こういうお返しは怖いぞコノヤロー!あとテンタ!おまえはよく馬場に鍛えてもらえもっと!もっと鍛えてもらえ、コノヤロー!」

永源、今年は俺、年賀状書くの忘れちゃったんだ。だからな、今ここであんまり時間は取らせないから、挨拶するからな。あけましておめでとうございます。永源、昨年中は色々お世話になりましてありがとうございました。なお、今年もよろしくお願いいたします」

「(客席に向かって)ちょっと待ってくれ。・・・馬場!馬場!おまえな、ハワイでな、グァバジュース飲んでコノヤロー。鍛えたかもしらんけど。おれだってコノヤロー、日本で、ポカリスエット飲んでコノヤロー。鍛えたんだコノヤロー!そうはいかないぞコノヤロー!おぼえとけよコノヤローてめー!」

「馬場!最近なーんか元気があると思ったらコノヤロー、やっぱりな、オマエは、ジャイアントコーン食べてるな?コノヤロー!昨日な、焼肉を俺は15人前食べたんだぞ。だけど失敗したよ。馬場、今度やるときは20人前食って、必ずぶっ倒してやるからな。覚えとけよコノヤロー!」

(馬場に対し)「これだけ戦っていると、何か他人と思えなくなってくるんだ。一度でいいから兄貴と呼ばせてくれよ」

(ブッチャーがリング上の木村にマイクを渡す)「ブッチャー!おい、今日はおまえと1回もやらないうち終わっちゃったなコノヤロー。それにしてもおまえ最近、マイクが好きになったみたいだなコノヤロー!キマラ!キマラ!おまえ今度来るときな、コノヤロー!槍持って来いコノヤロー!」

「ブッチャー。おまえ自らマイクを取ってくれるなんて。おい。なかなかおまえ、粋なことするじゃないか。おれはな。もっと言いたいことあるんだけど、どうせおまえは言葉分かんないだろ。このやろ。だからこれ以上言っても無駄だからもう嫌だよ。もう。ブッチャーよく聞け、わかんないだろうけどな。おれたちは 試合に負けてもここは千葉なんだよ。だからな、おれたち2人はな、きょうは帰りピーナッツいっぱい買って帰るからな!」

「オイ、小橋。試合に負けたからってがっかりするなよ。プロレスラーは負けて強くなるんだ。それからお前に頼みがあるんだ。馬場の身のまわりの世話しっかりやってくれよ!」(88年10月3日。後楽園ホール。週刊プロレスNo.281より)

「永源、おれは最近、俳句に凝ってんだよ。お前らに俳句を作ったから読むぞ。永源ちゃん、あんたはいつもいい男。大熊ちゃん、あんたはよく見りゃ、イイ男。フチィ〜!逃げるな〜!お前のも読むぞ。フチ選手、お前は早く、嫁もらえ」

「渕!この間巡業で伊勢に行った時、伊勢神宮にお参りをしたよな、なんのお祈りをしたかはわかっているぞ!でもな、そういうことは大事だから、これからも続けなさい」

「永源、おまえずいぶんいい顔色してるけど、まさかドーランしてないだろうな?本当にドーランする時は目も青く塗りなさい。ドーランちゅうことは化粧するってことなんだよ。渕、おまえ昨日な、兄貴の35周年記念パーティに、おまえずいぶん、女性と写真を撮ってたじゃないか!中には、ずいぶん、年配の方もいましたね。だけど大事にしなきゃダメだよ。いつどこで、なにがあるかわからないんだから」(テレビカメラの前でポーズをつけて)「それって日テレ!?」(95年春の日本テレビのキャッチフレーズ)

「渕、お前はほんと子供が好きだよな。早く作りなさい。でもこればっかは一人じゃ無理だから、早く結婚しなさい」

「永源、今年は、台風ばっかりで、ほんとに参っちゃったよ。だけどな永源、永源がこないだ、てるてる坊主さげただろ。アレが効いて、すっかり天気になったじゃないかコノヤロー!これで、これで・・・洗濯物も乾くだろう」

「今から、今からオレが言うことを聞いて、驚くなよ。おれはな、金さん、銀さんの歳までリングに上がるからなコノヤロー!」

(渕にタイツの中にマイクを入れられて)「渕、おまえな、いいかげんにしろよコノヤロー!こんなタイツの中に、マイクを入れて、マイクが病気になったらどうすんだコノヤロー!その時はな、おまえいいな、病院連れてけよコノヤロー!」

木村「渕!最近、お前、忘れてること(嫁探し)ないか?永源!アンドレが帰るから今、おれがやってるCMのな、焼きそばをお土産に持たせたんだ。永源もなんか送ってやれよ。」永源「木村、分かったよ。明日、お土産に梅干を持って行くよ」木村「永源!お前はリング降りるとホントに優しいな、このヤロー!」

木村「今日は最終戦だから大熊と永源に頼みがあるんだよ。お前たちな一言ずつなんか言えよ。」永源「・・・」木村「永源、今なんて言った?恥ずかしい?お前たちは顔に似合わずテレ屋なんだなコノヤロー!」

「兄貴、いつも博多へ来ると、明太子ばかり買うけど、今回は博多人形買おうな。んで、2つ買って俺に1つくれよ!」

「アニキ。あけましておめでとう。今年も、タッグを組んでくれてありがとう!去年は、いろいろ頼みごとばっかしたけど、今年もまたなんか、頼むかもわかんないけど、よろしくたのむよ!今日は新年会だから、二人で乾杯して、たっぷり酒飲もうぜ!」

「アニキ。久しぶりに、アニキと試合したら、興奮はするは、あがってしまうで、まいっちゃったよコノヤロー!試合には負けたけど、勝った以上に今日はうれしいんだよ!鶴見!鶴見。ちょっとちょっと!」(鶴見が戻ってくる。)「おれもな、おれも人のことは言えないけど、あんまり反則はするなよ。それでないとは、それでないと、アニキに頼みづらいんだよ。そのうち折を見てさ、アニキに頼んどくから、それまで待ってくれよ!頼むぞ!アニキ、よろしく頼むよ!」

「アニキ。アニキ、あけましておめでとう。去年の暮は、ハワイで盛大に忘年会をやったけど、あの時、アニキとおれと大熊と永源で4人でフラダンスを踊ったよな。あの時はおれは最高に楽しかったよ。また今年もはりきっていこうなアニキな。永源。今年はおれ、年賀状書くの忘れちゃったんだ。だからな、今ここであまり時間をとらせないから、挨拶するからな。あけましておめでとうございます。永源。昨年中はいろいろお世話になりました。ありがとうございました。なお、こんねんもよろしくお願いします。ファンのみなさんも、今年も応援してください」

「今日は、今日は外人か。おい。ディートン。今日本は正月だぞコノヤロー。いいか。アメリカも今正月か?日本はな、正月は、挨拶をするんだよ。ようく聞けよ。おれが英語で言うから、おまえは日本語で言えよ。ディートン。ハッピーニューイヤー。おまえな。おまえ何回も日本に来ているんだから、少しは日本語分るだろ。なんでもいいから言ってみろ」
アナウンサー「照れています。この男ジョー・ディートン。初マイクであります」
ディートン「キムラサン・・・オメデトウ!」
木村「おい。ディートン。それだけ言えれば立派なもんだよコノヤロー。いいか。今年もがんばれよコノヤロー」

木村「おい。ディートン。おれがこないだ言っただろ。おまえ、いくらか、日本語を勉強してるのかこのやろう。おれの言ったとおり、少しは日本語を勉強しろこのやろう。なんか覚えた言葉あるか、おまえ。全然ないだろ。いいか。1週間に1つでいいから覚えろこのやろう。いいか。わかったな!なんか覚えた言葉あったら言ってみろ!」
ディートン「木村!YOU、わからない」
木村「このやろう!もうちょっとましなこと覚えろこのやろう!」

木村「ディートン!おまえな。日本語が分かんなくても分かっても、ちょっとだけ話きけよコノヤロー。おまえな、大阪に何回も来てるだろ。それで、いつもなに食ってるんだおまえは。おれはな。大阪の、うまいもの今教えてやるから。いいな。大阪に来たら、豚まんを食え。それとな、おい!もう一つ聞け。てっちゃんもうまいぞ。おまえ、なんか言いたいけど言葉分かんないだろ。なんか、言いたいことあったら早く言えよ」
(観客から大ディートンコール)
ディートン「キムラサン。・・・アリガトウ」
木村「ディートン!ディートン!今、日本も寒いから、風邪に気をつけろよ」

「ディートン!ところでおまえ最近、毎シリーズ、日本に来てるじゃないか。お前もしかしておれに会いたくて来てるのか?そんなに、おれが好きなのか?それとも、おれがあんまり好きじゃないか?好きか嫌いかどっちか言ってみなさい」(場内のディートンコールの後、)ディートン「キムラサン、アイシテマス!」(ディートン何度もおじぎ)「ディートン、おまえにそんなこと言われたら、おれはなんにも言うことなくなっちゃったよ!」

「渕!まだ帰えんなコラ!いいか!ちょっと待っとけコノヤロー。最初に兄貴にちょっと挨拶するから。兄貴、あけましておめでとう。今年も可愛がってくれよ。それで渕、正月早々こんな事は言いたくないんだけど、今年こそコノヤロー、わかってんだろ!大熊!お前達みんなに言いたいんだよコノヤロー。正月早々コノヤロー、鼻を攻めるなコノヤロー!それから正月だから、永源!なんか一言、言うことないか?永源!お前テレビ用の顔してないだろコノヤロー」

木村「永源!おれは今回な、道を歩いてて、ずいぶんファンの人に聞かれたよ。永源が今日、ほんとにマイクをやるのかやらないのかって。おれはな、おれは、永源がやるって言ってしまったよ、このやろう!だから、永源が今日やらなかったら、おれはファンに、ファンの人にうそ言ったことになるんだよ!だから永源!ひと言でいいから頼むよ!永源!永源!頼む!一言でいいよ!」 永源「入ってる?(永源、ポンポンとマイクを叩く)しゃべろうと思ったけど・・・忘れたよ!」 木村「永源!それでいいんだよ!よく、よく言ってくれたよ!渕、まだ帰んなよ!このやろう。永源、永源、とにかく、とにかくなんか、おまえになんかお礼したいよ。だから、おまえの後援会に入ってやるからな!渕このやろう!渕!来いよ渕このやろう!(渕、通路を戻ってくる)渕!おまえなんでふてくされて帰っちゃうんだよ、このやろう!おれはな、おれは今日、おまえの話をしなかったのは、おまえ自分で嫁さんを探せるようにと思って、それで言わなかったんだよ!このやろう!いいか、このことは、おれの親心と思えよこのやろう!いいか?」

「おまえ、マイクを持ってきたってことは、なんか言ってもらいたいのか?ファンのみなさん、木村三等兵は元気で武道館に戻ってきました。渕!おまえ笑ってんのかコノヤロー!ところで、おまえ、カラオケ好きか?べサメムーチョって歌知ってるだろ?この歌は女性を口説く時に歌う歌なんだよ。だから今度カラオケやる時は、必ずこの歌を歌いなさい。ここまで来たら、これはいいと思うものは、なんでもやってみなさい!」

「いつのまにか、セミの鳴き声が聞こえなくなったら、今度は、トンボが飛んできましたね。トンボが飛んでくるってことは、もう、サンマの秋ですよ。渕!おれ今、ちょっと困ったことがあるんだよ。こないだな、サウナに行ったら、ものすごーい渕のファンがいたんだよ。それでおれに、私は渕さんが結婚するまでは、絶対僕もしませんって、決めたらしいんだよ。だけどな、いつまでたってもそういう気配がないから、早くするように言ってくださいっていうんだよ。・・・頼んだよ。・・・菊地!菊地も帰ったのか?・・・そっから覗いてんのは知ってんだぞ」

木村「ウッチャンナンチャンがプロレスの会場に来てるってことは、誰かのファンなのか?誰のファンなんだ?」南原「ラッシャー木村選手です!」木村「嬉しいこと言ってくれるじゃないか!だけどな、だけど本当は三沢のファンだろ?」内村「いや、木村さん。木村さ〜ん!」木村「何だ」内村「今日からあなたのことを、オヤジって呼んでいいですか〜!」木村「ウッチャン。こないだな、フォーカス見たぞコノヤロー。なかなかやるじゃないか。ナンチャンもな、フォーカスに出るようにがんばれよ。まあとにかくな、仕事が忙しいと思うけど、健康に気つけてがんばれよ」

「ところでな、キマラが、しゃべったのをおれは一回も聞いたことないんだよ。おれはいまだに、いまだにあいつが何人かわからないんだよコノヤロー。(聴き取り不能。。。)な、スワヒリ語かと思うけど、おれは、おれは、スワヒリ語をわかんないんだよ。だから、このぐらいにしとこうな」

「みなさん。暖かくなってサイクリングにはいいですね。私は昨日誰かに自転車に轢かれました。でもその人は詫びるどころか笑いながら行ってしまいました。みなさん、悪い事をしたらちゃんと謝りましょう。そうだろう?なあ大森

木村「おい。ブッチャーとキマラよく聞けよコノヤロー。おれはな、一生懸命日光浴して、体を焼いたつもりだけど、おまえたちとやったんじゃ、なんの意味もないよ、コノヤロー!いいか?アニキはな、ケガで今日来てないんだよ。アニキって言ってもわかんないか。アニキって言ってもわかんないのか?アニキって言って、わかんなかったら、お兄ちゃんって言ったらわかんのかコノヤロー。・・・まあいいや。まあ、とにかく、あけましておめでとう!おい!今年もおれはがんばるから、おまえたちもがんばれよコノヤロー!」
ブッチャー「カモーン!ジャイアント馬場!ホスピタル!ハッピーニューイヤー!ユー!エブリバディ、ハッピーニューイヤー!カモーン!ジャイアント馬場!ハッピーニューイヤー!」

「兄貴〜、カムバックおめでとう。俺は今日のこの日をどんなに待ったかしれなかったよ。兄貴、眠れない日もあったよ。だけど今日から俺は離さないぞ。幸せだな〜、俺は兄貴と一緒にいる時が一番幸せなんだ。俺は、死ぬまで兄貴を離さないぞ、いいだろ?」

「泉田、泉田、泉田!名前を呼んだだけだよ。泉田!なんか言ってもらいたいか?じゃあ、一言言う。早く嫁さんもらいなさい。ファンのみなさん、今、非常に空気が乾燥してます。火災には十分気をつけて下さい。本日は多数のご来場、ありがとうございました」

(還暦記念試合での試合後)「ノアのみなさん、そしてファンのみなさん。本日は、還暦を祝っていただきまして本当にありがとうございます。この還暦は、私のプロレス人生におきまして、一つの通過点だと思っております。これからも、まだまだがんばりますので、ご声援よろしくお願いします!」

「みなさん、こんばんは!ごきげん、いかがですか?今日からもう、3月ですね。でも、まだまだ寒いです。早く、桜が咲くといいですね。本日は、お忙しい中、また、雨の中、多数ご来場いただきまして、本当に、本当にありがとうございました」

「こんばんは、ラッシャー木村です。私は体調を悪くしてリングを離れ、カムバックを狙ってリハビリをしていましたが、思うようにいかず、これ以上やると会社、ファンの皆様に迷惑がかかるので、引退を決意しました。本当に、本当に、長い間、ご声援ありがとうございました。ごきげんよう、さようなら」


(以下、週刊プロレスNO.435より)
3月23日 後楽園大会
木村「永源!お前、今度の休みになにをやってた?俺はな、俺は・・・」
(このとき、マイクがなんとオフ状態!)
永源「マイク、はいってないよ!」
木村「お前、マイクの心配まですんのか。兄貴がハワイでトレーニングするっていうから、俺もハワイに行ったよ。ちょっと待てよ。俺が行ったのは常磐ハワイだよ!大熊!もうすぐ桜が咲くと思うけど、一緒に花見をしような!」

3月26日 秩父大会
「永源!さっき控室に田上のお母さんが来て、食べ物をこんなにもってきたぞ。あとでみんなに食べるように言ってくれ。でも全部食べちゃダメだぞ。残ったやつは俺が家に持って帰るからな」

3月29日 長岡大会
「永源!今度、桜の花の咲くころ、必ず越乃寒梅(新潟の名酒)を用意しておけよ」

3月30日 富山大会
「永源!俺は富山に来て、いつもホタルイカを食うと思ったら大間違いだぞ。ホタルのとなりがます寿司の店だったよ。俺はます寿司食って寝るからな」

3月31日 氷見大会
「永源!俺は富山に来たらいつも、ホタルイカがうまいって言うだろ。だけど、氷見のブリはハッキリいって日本一だぞ。1回食ってみろよ。うまいぞ。だけど俺もまだ食ったことがないんだよ。今度来たときは食わせてくれよ」

4月1日 武生大会
「大熊!毎日楽しみにしてるけど、こう寒くちゃ桜も咲かないぞ」

4月4日 岡山大会
「俺は少々、顔なんか張られたって、何とも思わないぞ。桜が咲いてきたからだよ。これからも当分酒が飲めるぞ」

4月6日 大阪大会
木村「永源!いよいよ桜が咲いてきたな。ひとつ頼みがあるよ。飲み物と料理を寄付してくれないか?」
永源「木村!俺にまかせとけ」(と、キッパリ)
木村「永源!おおきに」

4月8日 小倉大会
「永源!きのう、今年になって初めて花見をやったよ、このヤロウ」

4月9日 熊本大会
「永源!たまには大熊と花見をやれよ。でも『花よりだんご』って、だんごばかり食ってちゃダメだぞ」

4月12日 博多大会
木村「最近、花見に行ってるけど、いつもつまみがだいたい一緒なんだよ。なんかないか」
永源「わかった。めんたいこもってってやるよ!」
木村「どうせくれるんだったら、福屋(有名なメーカー)のめんたいこにしてくれ」

(以下、週刊プロレスNO.440より)
6月3日 愛知岡崎市体育館
木村「永源!おまえたち、渕と3人で組むのは久しぶりだろ。俺たちもファミリー軍団は本当に久しぶりなんだ。それはそうとして、アニキがこうやってカムバックしたんだ。お前から何か言えよ!」
永源「おめでとう」
木村「永源!そのひとことでいいんだよ」

6月4日 東大阪市立中央体育館
木村「永源!アニキがカムバックして今日が3試合めだけど、完全に俺たちのコンビネーションが復活したよ。大阪にはよく来るけど、東大阪にはあんまり来たことないよな。東大阪のファンに永源から何かひとことあっていいんじゃないか」
永源「社長!本当によかったね」
木村「永源!今日のしゃべり方は本当によかったよ」

6月7日 千葉公園体育館
「アニキ!今シリーズも今日で終わりだけど、カムバック戦とかいろいろあって、アニキも疲れているみたいだから、ハワイに行ってゆっくり休養してよ。もしかしたら、俺もあとから行くかもしれないから、そのときはよろしく頼むよ。本当に御苦労さんでした。悪役商会の皆さん!どうもお疲れさんでした!」

(以下、週刊プロレスNO.441より)
5月17日 東京・後楽園ホール
木村「永源。まだ帰るなよ。永源!俺もな、プロレスを何十年もやってるけどな。やっぱり開幕戦は興奮するんだよ。さっきも興奮して便所に行ったり来たり、行ったり来たりして、疲れちゃったじゃないかよ。ま、それはそれとして、開幕戦だから何でもいいからしゃべれよ」
永源「木村!えらい顔が黒いな」
木村「永源!俺がこんなに体を黒くしたのは、キマラ1と2が来るから、あいつらに負けないようにしたんだけど、やっぱりダメじゃないか、コノヤロー!」

5月18日 新潟市体育館
木村「永源!俺は新潟へ来ると、だまってうまい酒がのみたいよ。だけど、マイティはいつもブランデーしかのまないんだよ。それが、今日に限っては酒がのみたいって言ってきたんだよ。永源!おまえの顔の広いところで、ひとつよろしく頼みたいんだよ。いいかどうか、ひとこと言ってくれ」
(ここで永源、どこからか一升びんを調達、木村に手渡した)
木村「皆さん、こいつはいい奴だ!酒をもってきてくれたよ。皆さん、越乃寒梅(新潟の名酒)ですよ。ほんとにありがとう」

5月20日 福島市体育館
木村「永源!今日は俺、ちょっとノドの調子が悪いから・・・だから、悪いと思うけど、永源、ちょっとやってくれ」
(永源、何も言わずに立ち去る)
木村「永源!よし永源!そのかわり、明日な、浅田アメを買ってくれよ」

5月24日 北海道・札幌中島体育センター
木村「永源!俺はな、きのう札幌についてからラーメンが食いたくてな。今日はちょっとススキノへ行くんだけど、その前にラーメンを食って、帰りにも食おうと思ってるんだよ。だからな永源、おまえも食えよ。永源、おまえ何杯ぐらい食うか、ちょっと教えてくれ」
永源「俺はホッケの方がいいよ」
木村「永源、永源!ホッケもいいけどな、ニシンの切り身もうまいぞ」

5月30日 埼玉・三郷市総合体育館
木村「キマラ1号、2号!おまえたちは何語をしゃべってるんだ?ぜんぜんわからないじゃないか。オイ、おまえたちは兄弟?それとも親戚か?オイ、何を言ってもわからないんだったら、早く帰れ!」

(以下、週刊プロレスNO.449より)
7月6日 横須賀市総合体育会館
「永源!開幕戦はやっぱり緊張して、ちょっと動くと息が荒くなっちゃうな。おい、俺たち3人(馬場、木村、デストロイヤー)はなんだかわかるか?お前たちが悪役商会って言うんなら、こっちは若手三羽ガラスだ!若手の動きについてくるのは大変だろうけど、頑張れよ」

7月8日 大阪府立体育会館第2競技場
「マイティ!マイティは大阪出身だから、てっちゃん(ホルモン焼きの店か?)を食べに行こうと思ったんだけど、アニキもどうだ!?永源!悪役商会も誘おうかと思ったけど、やっぱりやめた」

7月11日 都城市体育館
木村「永源!この暑さ、マイったな、オイ。あとで俺とアニキにカキ氷をもってきてくれ。言っとくけどな、俺はイチゴだけどな、アニキはアズキだからな」
永源「そんなに暑いのか。南極は寒いんだぞ」

7月16日 広島サンプラザ
「永源!ハッキリ言ってな、俺は今回広島に来て、ちょっとガッカリしてることがあるんだよ。俺はな、いつもだったら何も言わないでカキを食べに行くだろ。だけどな、カキの時期じゃないから、ダメなんだよ。だから、ガッカリしてんだよ。その代わり、永源に何か言ってもらおう!永源!そんなに恥ずかしかったら、無理にとは言わない。その代わり、明日帰るときに、もみじまんじゅうでも買ってくれ」

7月18日 後楽園ホール
「永源!九州シリーズは暑かったな。ところでなぁ、俺、前から1度聞こうと思ってたことがあるんだよ。それはな・・・悪役商会の社長は誰がやってんだ?永源!永源!俺の感じではな、社長はもしかしたら大熊じゃないかと思うんだよ。ただな、渕と3人だろ。だから、いま言うのがイヤだったら、あとで教えてくれよな。頼むぞ!」

7月20日 横浜文化体育館
木村「永源!今年もお歳暮の時期が来たけど・・・(もちろん”お中元”の大間違い。客席がざわめき、渕も『違う、違う』と言いながら近づくと、やっと気がついて)・・・永源!お歳暮じゃなくて、お中元だよ、コノヤロー。今日は特別緊張したから、間違えちゃったよ、コノヤロー。永源!今年はまだ何も送ってこないじゃないか。今年は何を送ってくれるのか、俺は先に聞きたいんだよ、コノヤロー」
永源「アンパンでも買ってやるよ」
木村「永源!俺がアンパン好きなのよく知ってたな、コノヤロー。今日はな、せっかく横浜に来たから、ショーコー酒とザーサイを買ったんだよ。永源!あとで少しザーサイわけてやるよ」

7月24日 石川県産業展示館
「永源!お前、最近早く体育館に来て、毎日走ってるらしいじゃないか、コノヤロー。俺もそのうち走るからな!そして永源とな、100メートル競走をやりたいんだよ。それでな、俺が勝ったらサイパンでも招待してくれ。永源が勝ったら、俺は冷たーいポカリスエット寄付するからな」

7月26日 松戸市運動公園体育館
木村「アニキ!アニキはケガする前より太ったし、体調もいいし、俺は何も言うことないよ。今シリーズも暑い日が続いたけど、本当に御苦労さんでした。永源と大熊も御苦労さん。来シリーズもまた元気で会おう!それからな、俺、明日両国の花火を見に行くんだよ。もしよかったら、永源も来ないか?とりあえずな、俺は7時ごろ両国橋のところにいるから。永源!最終戦だろ、なんか言ってくれよ!」
永源「俺は多摩川の花火に行くよ!」
木村「俺は今まで知らなかったんだけど、ビックリしたことがあるんだよ。永源!お前、雷が怖いらしいじゃないか!」


(以下、週刊プロレスNO.1579より)
「きょうはな、俺の一生の頼みを聞いてくれ。今年の最強タッグはな、頼むから兄弟コンビを組んでくれ。俺は馬場の懐に入って、もっともっと研究したいんだよ。俺のこの健気な気持ちをわかってくれよ。もう逃げてもムダだぞ」(88年10・26後楽園)

「きょうは身内がまた一人できたな。俺たちはファミリー軍団でいこうな」(89年4・4横浜。馬場、木村と百田光雄が初のトリオを結成した試合後)

「永源!いまお中元の季節だろ。なーんにも贈ってこないじゃないか。俺とアニキの家に必ずお中元、贈れよ。わかってるな?」(90年7・12後楽園)

「エーゲン、今年も随分ツバを吐いたから、もうなくなっただろう。休みの間に貯えておきなさいよ」(92年の全シリーズ日程を終えて)

「永源遥って名前はいつ聞いてもいいね。ハルカって名前を俺にくれよ。その代わりマサオ(木村の本名)をオマエにやるよ」

「永源!オマエ、家に帰ったら自分のことを何と呼ばせてるんだ?まさかダディじゃないだろうな」

「田上のイキイキしたファイトを見たか?オイ渕!なんでかわかるか?結婚したからだよ。仲人がいなかったら俺がアニキに頼んでやるからな」(89年5・12後楽園)

「ウチのアニキは何も言わないけど、心の中では心配してるんだぞ!いいか、大熊や永源を見てみい。あの顔でカアちゃんいるんだぞ!渕!オマエ、自分で探さないんだったら、お客さんに頼むぞ。お客さん!渕にいい人がいたら、ハガキで全日本プロレスまでご連絡ください!」

「試合に勝ったからって喜んでる場合じゃないぞ。全然、ヨメさん決まんないじゃないか。いよいよダメだったらアニキの親戚を紹介してくれって頼んだんだよ。そしたらアニキは何て言ったと思う?「俺も渕とは親戚になりたくない」って言ったんだよ」

「正信!オマエ、こないだまでCCガールズがいいって言ってたけど、今度はGIRI・GIRIガールズがいいらしいじゃないか。ギリギリもいいけど、オマエ自身がギリギリのところに来てるんだよ」(94年10・22武道館)

「渕!最近、何かあると「だっちゅーの」って言うけど、大丈夫か?」(98年6・5札幌)

「オマエ、最近モーニング娘。に凝ってるみたいだけど、いくら若い子がいいからって、ちょっと若すぎるんじゃない?」(2000年2・12後楽園)

「オマエな、外国人にしてはちょっと目が細すぎるな。整形手術をしてな、俺みたいに男前になれ。ああそうか、オマエ、ガイジンだから何言ってもわかんないんだよな」(92年3・22後楽園。ディートンは片言の日本語で「キムラ!ワカンナイ!バカヤロー!」。木村は「どこでそんな言葉、覚えてきたんだ!?」)
夢の対決 永源対ラッシャー木村のテレビ中継より
・・・さあそれを、ゆっくりと外しました。もう一回チョップ。この耐える顔。打たれ強い木村。この首筋をご覧ください。力が入っています。耐えます耐えます。この表情。明治のカールのおじさんに似ています、ラッシャー木村。さあ おっと、あぶないぞ。そして場外に!さあ!今日は、放送席サイドのお客さん。南側リングサイドのお客さん注意であります。永源遥、リング下転落。登り際が危ない。徐々に回りこむ。南か西か。南か西か。それとも東か。上がる場所によって、またしても客席の生態系が崩れるか。さあ、あぶないあぶない!さあ木村が耳をつかんだ。耳をつかんだ。福田明彦レフリーが懸命に外そうとする。ヘッドバット、ヘッドバット。表を向くと危ない。さあ来たー!さあ来たぁぁぁ!ラッシャー木村のパンチで唾液!ものすごい飛距離!ものすごい飛距離だー!梅の季節にツバキが満開!!梅の季節にツバキが満開!!永源遥の大きな唾液!いやー!10メートルは飛んだか!巨大な唾液のトレビの泉といわれております!さあもう一回、リングに上がろうとする、そこを逃しません。さあトップロープ越しに頭をつかんだ。ん?これは?西側のお客さんに!西側のお客さんに!ありがたくないプレゼント!!西側リングサイドのお客さん!(中継カット)逆襲に転じる永源。チョップ合戦だ。両者の胸元真っ赤であります。エルボースマッシュからロープに振った、飛んで、ジャンピングエルボースマッシュであります。もう一回、今度はなにが待っているか、ラッシングラリアット!見事に引っかかった!カウント3!自らロープに飛んだ永源遥に、待っていたのはラッシングラリアット!最後は一発の大技で決まりました。うーん、いかんという表情の永源遥であります。さあ、試合が終わると、試合が終わるとマイクマイクの大合唱。ラッシャー木村の手が今、高々と上げられました。試合のほうは8分24秒、片エビ固め。ラッシャー木村が勝利を収めました。しかしお客さんのお楽しみはここからです。お!やはり!本部席にやってまいりました、お聞きください。
木村「永源。最終戦に永源とシングルでやれるなんて、おれは試合に勝っても負けても今日は最高にうれしいな。ところでな、おまえはランバダで腰をきたえているらしいけど、おれもな、おまえに対抗して明日からの休みはジャズダンスをやるから待っていな。それはともかく、最終戦だから、なんか一言言ってくれよ。永源!どこに隠れてるんだコノヤロー!最終戦なんだから頼むよ」
永源「正直言ってしゃべんのってのは難しいんだよ!木村!おれはおまえみたいに頭よくねえからわかんねえんだよ!」
木村「そんだけ言えれば立派なもんじゃねえか、コノヤロー!永源!寒いから風邪ひくなよコノヤロー!」
お客さん大喜び。木村、永源、熟年の主張コンクールでした。

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