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藤田和之1970年10月16日千葉県船橋市出身 182cm 115kg |
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通称
野獣
タイトル歴
IWGPヘビー
IGFチャンピオンシップ レジェンド・チャンピオンシップ GHCナショナル 得意技
右フック
ヒザ蹴り |
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八千代松蔭高校時代よりアマレスに熱中。高校時代の88年に、88キロ級・115キロ級で全国高校選抜大会、インターハイ、国体の三冠王者となる。日本大学時代は89年よりフリー90キロ級で全日本学生選手権を4連覇。
93年、95年の全日本選手権に優勝。大学卒業後の93年4月、アトランタ五輪を目指し、新日本プロレスの「闘魂クラブ」に入団。
1996 96年4月、中国の蕭山で行われたアジア選手権でフリースタイルの100キロ級に出場し、7位に終わり、アトランタ五輪出場を逃した。11月1日、広島グリーンアリーナの永田裕志戦でデビュー。大会場、テレビマッチでのデビューとなった。水車落としを見せたが、10分10秒、フロントスープレックスからの逆エビ固めに敗れた。12月10日、大阪で斎藤彰俊を破りデビュー16戦目にしてシングル初勝利を挙げる。中堅選手や外国人選手から白星を奪うなど、着実にランクアップを遂げる。1997 97年8月2日、両国国技館大会でドン・フライと対戦し、緊張感あふれる好勝負を展開。6分40秒、バックドロップからのレッグネックロックに敗れた。97年度のプロレス大賞の新人賞を獲得した。1999 99年1月4日、東京ドーム大会で中西学と対戦。11分10秒、アルゼンチンバックブリーカーに敗れた。5月より左ヒジ手術のため戦列を離れ、8月に神宮でリング復帰。2000 2001 01年4月、大阪ドームでスコット・ノートンを破りIWGP王座を獲得。5月27日にPRIDEで高山善廣と対戦。2R2分18秒、肩固めでTKO勝ち。6月6日、日本武道館大会で永田を相手に防衛戦。10分57秒、グラウンドでの膝蹴り連打でレフリーストップ勝ち。この試合でプロレス大賞のベストバウトを受賞した。12月、練習中に右アキレス腱を断裂。IWGP王座を返上し、長期欠場。2002 02年7月に復帰。8月29日、新日本プロレスの日本武道館大会で高山と対戦。8分23秒、ひざ蹴りをくらってフォール負け。10月14日、新日本プロレスの東京ドーム大会のメインで永田のIWGP王座に挑戦。12分55秒、バックドロップホールドに敗れた。2003 03年6月8日、PRIDEでエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し、1R4分17秒にスリーパーホールドで敗れた。2004 04年5月22日、K−1「ROMANEX」でボブ・サップに圧勝。6月5日に棚橋弘至を破りIWGPヘビー級王座を獲得。10月9日、両国国技館大会で佐々木健介と防衛戦。胴絞めスリーパーホールドをかけた藤田だったが、両肩がついていたため3カウントを取られ2分29秒でフォール負け。タイトルを失う。タイトルマッチ史上最悪、世紀の大凡戦となった。2005 05年7月18日にIWGP王者の天山広吉に挑戦。13分59秒、ヒザ蹴りで勝利してIWGPヘビー級王座を獲得。8月のG1クライマックスでは決勝進出。決勝で蝶野正洋に敗れた。10月の東京ドーム大会ではブロック・レスナーと蝶野を相手に3WAY戦を行ない、レスナーのF5の前に敗れた。2006 06年1月の東京ドーム大会では当初、メインでブロック・レスナー戦が発表されていたが、1ヶ月前の12月10日に欠場を表明。ファンの期待を裏切る形となった。5月5日、PRIDEでジェームス・トンプソンと対戦し、1回8分25秒にKO勝ち。7月1日、PRIDEでヴァンダレイ・シウバと対戦し1R9分21秒にTKO負け。2008 08年3月5日、国立代々木競技場第一体育館で行われた戦極の旗揚げ戦でピーター・グラハムと対戦。1R1分23秒、スピニングチョークで勝利。6月8日、さいたまスーパーアリーナでの「戦極〜第三陣〜」でトラビス・ビューと対戦。カウンターの左パンチをくらってダウンし、そのままパンチの連打をくらって1R1分24秒、TKO負け。2009 09年8月2日、さいたまスーパーアリーナでの戦極に出場し、ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフと対戦。3R判定負け。12月31日、さいたまスーパーアリーナでの「Dynamite!!」でアリスター・オーフレイムと対戦。防戦一方の試合展開となり、1R1分15秒、強烈な左ヒザ蹴りをくらってKO負け。強度の脳震盪のため担架で退場した。2011 11年8月27日、IGFの両国国技館大会のメインでジェロム・レ・バンナのIGF王座に挑戦。4分57秒、パウンドの連打にKO負け。9月3日、IGFの愛知県体育館大会でケンドー・カシンと組んでハーリー・スミス、ラシュリー組と対戦。10分16秒、藤田がバックドロップホールドでスミスに勝利。12月2日、IGFの両国国技館大会でケンドー・カシンと組んでピーター・アーツ、ラシュリー組と対戦。6分45秒、ラシュリーに羽交い絞めにされた藤田がアーツの右ハイキックをくらってフォール負け。12月31日、さいたまスーパーアリーナでの格闘イベント「元気ですか!!大晦日!!2011」でピーター・アーツと対戦。3分36秒、逆片エビ固めで勝利。2012 12年3月20日、IGFの福岡国際センター大会でケンドー・カシンと組んでボビー・ラシュリー、ボブ・サップ組と対戦。6分22秒、藤田がキャメルクラッチでサップに勝利。5月26日、IGFの東京ドームシティホール大会で将軍岡本と対戦。3分42秒、逆エビ固めで勝利。7月14日、IGFの大阪府立体育会館大会のメインでジェロム・レバンナのIGF王座に挑戦。4分、ドリルアホールパイルドライバーで勝利。IGF王座を獲得した。9月29日、IGFの愛知県体育館大会のメインでボビー・ラシュリーを相手に防衛戦。10分49秒、パワーボムで勝利。10月16日、IGFの東京ドームシティホール大会のメインで澤田敦士と対戦。コーナーに押しこまれて、レフリーの制止を無視した張り手とチョップをくらったが、1分19秒、右パンチを決めてフォール勝ち。12月2日、パキスタン・パンジャーブ州ラホールでのIGFのナショナル・ホッケー・スタジアム大会のメインで鈴木秀樹と対戦。5分13秒、パワーボムで勝利。12月5日、パキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州ペシャワールでのIGFのカイユームスタジアム大会のメインで将軍岡本と対戦。6分35秒、パワーボムで勝利。2013 13年10月26日、東京ドームシティホール大会のメインで鈴木秀樹と対戦。1分58秒、顔面へキックを決めてフォール勝ち。12月31日、IGFの両国国技館大会のメインで石井慧を相手に5分3RのMMAルールで防衛戦。0対3の判定負け。IGF王座から転落した。2014 14年4月27日、IGFの上野公園大会(パキスタン・ジャパンフレンドシップフェスティバルでの提供大会)のメインで将軍岡本と対戦。5分20秒、パワーボムで勝利。7月13日、福岡国際センター大会で橋本大地と対戦。2分22秒、パワーボムで勝利。7月20日、いわき明星大学大会でワン・ビンと対戦。1分47秒、キャメルクラッチで勝利。7月21日、スポーツアリーナそうま大会でワン・ビンと対戦。1分38秒、逆片エビ固めで勝利。7月23日、石巻市総合体育館大会で将軍岡本と対戦。3分23秒、パワーボムで勝利。8月30日、北朝鮮・平壌市の柳京・鄭周永(ユギョン・チョンジユヨン)体育館大会のメインでエリック・ハマーと対戦。7分15秒、ジャーマンスープレックスで勝利。8月31日、同会場での大会のメインでジェロム・レ・バンナと対戦。5分2秒、DDTで勝利。2015 15年8月29日、両国国技館大会で澤田と対戦。9分37秒、パワーボムで勝利。11月15日、両国国技館での天龍の引退興行で関本と組んで諏訪魔、岡林組と対戦。18分53秒、岡林のゴーレムスプラッシュに関本が敗れた。試合後のリング上で「諏訪魔、分かってるよな?おれは年末が楽しみでしょうがねえんだよ」とマイク。諏訪魔は「今日は天龍さんの引退試合のリングなんだよ!おまえが考えるリングに上がる気はねえ!」と大晦日での対戦をマイクで否定した。12月31日、両国国技館大会で澤田と対戦。右ストレートでダウンさせて顔面をキックして失神させ、6分8秒、レフリーストップ勝ち。2016 16年2月26日、東京ドームシティホール大会でクラッシャー川口と対戦。4分7秒、バックドロップで勝利。4月17日、日本ガイシホールで行われた格闘技イベント「RIZIN」のメインでイリー・プロハースカと対戦。1R3分18秒、左フックをくらってTKO負け。9月25日、RIZINのさいたまスーパーアリーナ大会でバルトと対戦。体重差は約70キロ。元大関の巨体を崩すことができず、5分2R、0対3の判定負け。試合後の記者会見で総合格闘技からの引退を表明した。2017 17年10月31日、後楽園ホールでの大仁田厚の引退試合に出場。カシン、NOSAWA論外と組んで大仁田、鷹木、KAI組とストリートファイトトルネード・バンクハウスデスマッチで対戦。16分48秒、大仁田のサンダーファイヤーパワーボムに論外が敗れた。11月11日、ROAD FCの中国・河北体育館大会で総合格闘技に復帰。“カンフーパンダ”アオルコロと対戦。51キロもの体重差に苦しみ、1R2分1秒、TKO負け。12月23日、愛知県武道館での格闘技イベント「HEAT」で、HEATヘビー級王者のイ・サンスと対戦。飛びこんだところにパンチを合わせられて崩れ落ち、パウンドを浴びて1R3分59秒、KO負け。2018 18年3月25日、全日本プロレスのさいたまスーパーアリーナ大会でカシン、論外と組んで諏訪魔、岡田佑介、佐藤光留組と対戦。11分21秒、論外がキャメルクラッチで岡田にレフリーストップ勝ち。5月12日、ROAD FCの北京・キャデラックアリーナ大会でコン・ハンドンと対戦。2R2分46秒、TKO勝ち。4月4日、新宿FACEでの「はぐれIGFインターナショナル旗揚げ戦」のメインでカシン、論外と組んで田中将斗、保坂、黒田組と対戦。13分5秒、カシンがぶら下がり首4の字固めで黒田に勝利。7月21日、大日本プロレスの大阪府立体育会館・第2競技場大会で関本と組んで橋本大地、神谷組と対戦。11分42秒、関本がラリアットで神谷に勝利。8月18日、ROAD FCの韓国・ソウル ビスタ・ウォーカーヒル・ソウル大会で現役米軍ファイターのジャスティン・モートンと対戦。2R1分19秒、ノースサウスチョークで勝利。11月3日、ROAD FCの韓国・大田忠武体育館大会でチェ・ムベと対戦。48才同士の対戦となった。1R1分55秒、強烈な左フックを決めてTKO勝ち。2019 19年9月16日、ノアの大阪府立体育会館大会で稲村愛輝と対戦。3分44秒、変型キャメルクラッチでレフリーストップ勝ち。9月19日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会でスーパー・タイガーのレジェンド王座に挑戦。13分32秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。レジェンド王座を獲得した。11月2日、ノアの両国国技館大会で谷口周平と対戦。7分57秒、スリーパーホールドでレフリーストップ勝ち。12月5日、リアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会で船木誠勝を相手に防衛戦。9分26秒、チョークスリーパーで勝利。2020 2021 21年1月4日、後楽園ホール大会で井上雅央と対戦。6秒、フロントネックロックで勝利。3月7日、横浜武道館大会で征矢学と対戦。6分42秒、パワーボムで勝利。3月21日、後楽園ホール大会で拳王のGHCナショナル王座に挑戦。19分14秒、顔面蹴りで勝利。GHCナショナル王座を獲得した。4月29日、名古屋国際会議場イベントホール大会で杉浦貴を相手に防衛戦。18分8秒、オリンピック予選スラムに敗れて王座転落。6月13日、TVマッチで征矢学と対戦。9分6秒、顔面蹴りで勝利。9月12日から始まったノアのN−1 VICTORYに参戦。開幕戦の後楽園ホール大会でマサ北宮と対戦。9分29秒、顔面蹴りで勝利。9月19日、TVマッチで齋藤彰俊と対戦。13分12秒、フロントネックロックでレフリーストップ勝ち。9月26日、後楽園ホール大会で船木誠勝と対戦。5分5秒、顔面蹴りに敗れた。リーグ戦は2勝1敗に終わった。11月13日、ノアの横浜武道館大会で稲村愛輝と対戦。9分59秒、パワーボムで勝利。12月12日、Aチームの新木場1stRING大会で橋本友彦と対戦。10分23秒、顔面蹴りで勝利。12月27日、ノアの後楽園ホール大会で田中将斗と対戦。30分時間切れ引き分け。2022 22年1月16日、ノアの仙台サンプラザホール大会で、王座防衛に成功した中嶋勝彦の前に立ち、GHCヘビー級王座のベルトを2分近く凝視。無言でリングを降りた。2月9日、ノアの後楽園ホール大会で杉浦貴、ケンドー・カシンと組んで中嶋、拳王、征矢学組と対戦。中嶋の蹴りをつかむとラリアットからパワーボムを決め、20分55秒、顔面蹴りで中嶋を完全KOしてフォール勝ち。試合後、中嶋のベルトを強奪して退場。バックステージで「おれがノアだよ。おれのノアだよ。な?おれがノアなんだよ。それだけだよ。なにがおかしい?来るべきところにきたんだよ、ベルトが。ノアは終わりだよ」と勝ち誇った。2月21日、飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントでGHCヘビー級王座の調印式に出席し、「まず意気込みの前にさあ、いつもの。そうそう、ビール2つ」と注文。中嶋は無言で藤田の帽子を外し、頭の上からビールをかけて無言で退場。藤田は「最高、やる前からビールかけしてもらっちゃったよ。気持ちいい。美味い、おかわり!」と2杯目を注文し、上機嫌で会見を終わらせた。2月23日、名古屋国際会議場イベントホール大会で中嶋勝彦のGHCヘビー級王座に挑戦。21分11秒、パワーボムで勝利。GHCヘビー級王座を獲得した。試合後、挑戦の名乗りを上げた田中将斗に頭からビールをかけられたが「気持ちいい!」と絶叫。「次はおれだ」と話す田中に「最高!」と叫ぶと、ベルトにキスをしてリングを降りた。試合後のバックステージで「ノアは本気を味わう場所だと確信した。本気の舞台で、本気で戦うことはすごく幸せなこと。しんどい期間、つらい期間あったけど、楽しかった!」と話し、カシン、杉浦、そしてなぜか宮脇純太の4人で乾杯。最後に「おれの、ノアだ!おれのノアになったからには、楽しみにしててくれよ!」と雄たけびを上げた。2月24日、一夜明け会見を行い、同日付でノアに正式入団したことを発表。藤田は「これからはノア所属となり生活も安定しましたので、あんな馬鹿な飲み方はもうしませんしショッパイなんて、もう言わせません。これからは野獣ではなく、人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております。今まで偽りの姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした。今後は人間、ノア、そして新・藤田和之として努力して参ります」と語り、深々と頭を下げた。3月21日、福岡国際センター大会で田中将斗を相手に防衛戦。31分28秒、餅つき式パワーボムで勝利。4月8日、後楽園ホール大会で杉浦貴と組んで潮崎豪、田中将斗組と対戦。クリーンファイトに徹していたが、場外でセコンドのケンドー・カシンから渡された缶のハイボールを飲み干すと表情が一変。18分37秒、藤田がラリアット、バックドロップ、ビーストボムからの顔面へのサッカーボールキックで潮崎に勝利。試合後も潮崎にビーストボム、田中にラリアット、味方の杉浦までラリアットを決めた。4月30日の両国国技館大会で2度目の防衛戦を行う予定だったが、4月27日、新型コロナウイルス感染による欠場と王座返上をノアが発表した。5月21日、大田区総合体育館大会で復帰し、岡田欣也と対戦。7分11秒、エルボーの連打、ボディスラムからの逆片エビ固めで勝利。8月11日から始まったN−1 VICTORYに参戦。開幕戦の横浜武道館大会で潮崎豪と対戦。20分46秒、ビーストボムで勝利。8月13日、大阪府立体育会館・第2競技場大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニアと対戦。9分23秒、カサドーラにフォール負け。8月17日、仙台サンプラザホール大会で鈴木秀樹と対戦。19分5秒、胴絞めスリーパーホールドで勝利。8月19日、後楽園ホール大会でアンソニー・グリーンと対戦。4分59秒、パワーボムで勝利。8月20日、後楽園ホール大会で田中将斗と対戦。20分56秒、スラインディングDに敗れた。8月27日、名古屋国際会議場イベントホール大会で望月成晃と対戦。8分43秒、顔面蹴りで勝利。8月28日、カルッツかわさき大会で拳王と対戦。19分4秒、ビーストボムで勝利。リーグ戦は5勝2敗に終わった。10月30日、有明アリーナ大会で清宮海斗のGHCヘビー級王座に挑戦。24分6秒、フランケンシュタイナーに敗れた。12月11日、Aチームの大阪・コレガスタジオ大会で橋本友彦と対戦。11分12秒、顔面蹴りで勝利。 |
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