レスラーノート

ハク

HAKU

本名:ウリウリ・フィフィタ
1959年2月10日
トンガ島ヌクアロフォ出身
189cm 125kg

通称
南海の暴君
タイトル歴
WWF世界タッグ
WCWハードコア
WLWヘビー
SWSタッグ
インターナショナルヘビー(モントリオール版)
得意技
トンガン・デス・グリップ

大相撲の朝日山部屋に入門し、75年九州場所で福ノ島の四股名で初土俵。2年で東幕下27枚目まで昇進したが、朝日山部屋のお家騒動に巻き込まれ、不本意な廃業。77年7月に全日本プロレスに入団。12月16日にファンクスに連れられてアメリカ遠征。78年にアメリカでデビュー。デビュー当時のリングネームはプリンス・トンガだった。80年7月に来日。その後は日本とアメリカで活躍。キング・トンガのリングネームに改名。84年5月に全日本プロレスに来日。プエルトリコでも活躍した。その後、カナダ・モントリオール地区に転戦。10月9日、カナダ・ケベック州ハルでインターナショナルヘビー級王座を獲得。85年夏にWWFに登場。トンガ・キッド・タマと組んでアイランダースというチームを結成。

1989

89年1月15日、「キング」の称号を持っていたハーリー・レイスと対戦。レイスのダイビングヘッドバットをかわし、トラースキックを決めて勝利。この試合以降、キング・ハクと呼ばれるようになる。レイスとはデビュー当時からの旧知の仲で、レイスの日本遠征時には新人時代のハクがカバン持ちをしていた。レイスはこの試合を最後にWWFを離脱。キングの座をハクに譲り渡した形となった。12月、アンドレ・ザ・ジャイアントとWWF世界タッグ王座を獲得。

1990

90年4月、東京ドームの日米レスリングサミットでは鶴田とタッグを組んでリック・マーテルカート・へニング組と対戦。10分53秒、鶴田がマーテルにバックドロップで勝利した。

1991

91年1月8日、SWSの露橋スポーツセンター大会のメインで天龍源一郎と対戦。12分26秒、パワーボムに敗れた。10月28日、SWSの長崎国際体育館大会のメインで天龍源一郎と対戦。14分36秒、パワーボムに敗れた。10月30日、SWSの熊本市体育館大会で石川敬士と対戦。17分11秒、パワースラムで勝利。

1992〜2001

92年1月12日、SWSの後楽園ホール大会で高野俊二と対戦。9分13秒、ダイビングヘッドバットで勝利。SWSでは谷津嘉章と組んで「ナチュラルパワーズ」として活躍。2月に谷津と組んでリーグ戦決勝で天龍源一郎、阿修羅原組を破り初代SWSタッグ王座を獲得。3月22日、SWSの後楽園ホール大会でジ・アンダーテイカーと対戦。15分28秒、ツームストンパイルドライバーに敗れた。同年秋にWWFを離脱。93年にWARでジョン・テンタとのコンビで活躍。94年11月、WCWに登場。ミングと改名。バーバリアンとコンビを組み、ザ・フェイセズ・オブ・フィアーというチーム名で活躍した。99年に新日本プロレスに2度登場。01年1月、テリー・ファンクを破り、WCWハードコア王座を獲得。その一週間後にWWFに移籍。ハードコア路線で活躍。

2002

02年3月1日、横浜アリーナでのWWFの「スマックダウン・ツアー・ジャパン」に来日し、ダイヤモンド・ダラス・ペイジのヨーロピアン王座に挑戦。5分37秒、ダイアモンド・カッターに敗れた。その後はWLWなどのインディ団体を転戦。同年にはハーリー・レイスの団体であるWLWで、チャンピオンになった大森隆男と何度も対戦した。

2004

04年5月3日、新日本プロレスの東京ドーム大会に出場。天龍源一郎と組んでドルゴルスレン・スミヤバザル、ドルゴルスレン・セルジブデ(ブルー・ウルフ)組と対戦。8分32秒、セルジブデのモンゴル・ハマーにミングが敗れた。

2012

12年9月14日、ペンシルバニア州イーストンで行われたCHIKARAの「キングオブ・トリオス」にバーバリアンウォーロードと組んで参戦。1回戦でマイク・ベネット、マット・ジャクソンニック・ジャクソン組と対戦。12分42秒、ベネットの回転エビ固めにミングがフォール負け。 息子もタマ・トンガタンガ・ロアヒクーレオの名でレスラーとなった。

2016

16年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会での時間差バトルロイヤル「ニュージャパンランボー」に出場。11月12日、新日本プロレスのニュージーランド・オークランドのトラスツ・アリーナ大会で息子のタンガ・ロア、タマ・トンガと組んでジュース・ロビンソン、マーカス・クール、ナスティ・ネイト組と対戦。15分34秒、ロアとタマがフライングボディプレスを決めてハクがマーカスにフォール勝ち。

2018

18年7月7日、新日本プロレスのカリフォルニア州サンフランシスコのカウパレス大会でタンガ、タマ、高橋裕二郎チェーズ・オーエンズと組んでYOSHI−HASHISHOYOHロメロ外道組と対戦。9分20秒、タマがガンスタンで外道に勝利。

2019

19年4月6日、ニューヨーク州のマディソン・スクエア・ガーデンでのROHと新日本プロレスの合同大会で30人参加の時間差バトルロイヤルに出場した。

2022

22年10月1日、SICWのイリノイ州ベルビル大会でバーバリアンと組んでアッティラ・カーン、シーク・プラーター組と金網マッチで対戦。13分21秒、ハクがトンガンデスグリップでカーンに勝利。