レスラーノート

トミー・ドリーマー

TOMMY DREAMER

本名:トーマス・ラフリン
1968年2月14日
ニューヨーク州ヨンカーズ出身
188cm 110kg

タイトル歴
ECW世界ヘビー
ECW世界タッグ
WWFハードコア
FWEヘビー
BCWカンナムヘビー
得意技
DDT

ジョニー・ロッズのレスリング学校出身。大学時代の89年10月にECWの前身TWAでデビュー。TDマディソンの名で、GQマディソンと組んでマディソンブラザーズとして活躍。東部の独立団体を転戦。 93年からECWに定着。11月にジョニー・ガンと組んでECWタッグ王座を獲得。

1994

94年8月13日、ECWアリーナでのECWのビッグイベント「ハードコアヘブン」でサンドマンと対戦。竹刀で攻撃し続けて反則負け。

1995

95年1月に全日本プロレスに初来日。1月19日、田上明とシングルで対戦したが、全くいいところがなく、パワースラム、ラリアットから、4分24秒、のど輪落としに敗れた。ジョニー・スミスと組んでアジアタッグ王座決定リーグ戦に出場。その後、ECWのハードコア路線で活躍し、「ヒー・イズ・ハードコア」と言われた。ECWではオーナーのポール・E・ヘイマンを補佐してブッキングなどを担当した。2月4日、ECWアリーナでのECWのイベント「ダブル・テーブルズ」でスティービー・リチャーズと対戦。急所へのパンチから丸めこんでフォール勝ち。4月8日、ECWのECWアリーナでのイベント「3WAYダンス」でレイヴェンと対戦。場外でビューラのスプレー噴射とレイヴェンのDDTをくらいフォール負け。4月15日、ECWのECWアリーナでのイベント「ホスタイル・シティ・ショウダウン」でレイヴェンと対戦。スティービー・リチャーズ、ビューラが乱入し、ドリーマーがリチャーズにDDT、レフリーにもDDT、ビューラにパイルドライバーを決めてノーコンテストに終わった。

1996

96年8月10日、IWAジャパンの横浜文化体育館大会に来日。メインでテリー・ゴディと組んでレイヴェン、スティービー・リチャーズ組と対戦。13分8秒、ゴディがパワーボムでリチャーズに勝利。8月11日、後楽園ホール大会でレイヴェンのECW世界ヘビー級王座に挑戦。イス攻撃からの片エビ固めに敗れた。

1997

97年6月6日、ECWの「レッスルパルーザ」でレイヴェンを相手に敗者追放マッチで対戦。デスバレードライバーから「ECW!」と叫んでのDDTで勝利。8月17日、ECWのPPV「ハードコアヘブン」でジェリー・ローラーと対戦。DDTで勝利した。12月、FMWに来日。12月19日、駒沢オリンピック公園体育館大会でザ・グラジエーターと対戦。9分52秒、スーパーアッサムボムに敗れた。12月22日、後楽園ホール大会でテリー・ファンクと組んでザ・グラジエーター、非道組、ダッドリー・ボーイズと3WAYダンス。7分59秒、3Dで非道がフォール負け。ダッドリーズとの対戦となり、13分59秒、ダブルのDDTからババ・レイにテリーがフォール勝ち。

1998〜2006

98年3月1日、ECWのPPV「リヴィング・デンジャラスリー」でジャスティン・クレディブルと対戦。DDTで勝利。 99年5月16日、ECWのPPV「ハードコアヘブン」でランス・ストームを相手にストリートファイトマッチで対戦。ゴミ箱をかぶせられてのスピンキックをくらって敗れた。 00年4月22日、ECWアリーナでの「サイバースラム」でタズのECW王座に挑戦。DDTで勝利してECWヘビー級王座を獲得した。試合直後に乱入したジャスティン・クレディブルに王座挑戦を迫られ、試合開始。ツームストンパイルドライバーに敗れて一夜にして王座から転落した。7月16日、PPV「ヒートウェイブ」でジャスティン・クレディブルのECW王座に挑戦。ツームストンパイルドライバーに敗れた。12月3日、PPV「マサカー・オン・34thストリート」でCWアンダーソンと対戦。コーナーに立てかけた机の上へのスパインバスターをくらってフォール負け。 01年1月7日、ECWのPPV「ギルティ・アズ・チャージド」でCWアンダーソンを相手にアイ・クイット・マッチで対戦し、勝利。ECW崩壊後は、7月にWWFに移籍。3月7日、BCWのオンタリオ州オールドカッスル大会でスコット・ダモール、ライノを相手に3WAYでの王座決定戦に勝利してBCWカンナムヘビー級王座を獲得。 02年7月にWWFハードコア王座を獲得。8月19日に最後のWWFハードコア王者となっている。10月、ECW時代のマネージャーのビューラと結婚。一時期レスラーとして出場していたが、その後は現役引退しWWEのタレント育成部門で活躍。 セミリタイア状態が続いたが、06年にWWEが設立した第3団体「ECW」で本格的に復帰。10月18日、日本武道館でのWWEの日本公演でケビン・ソーンと対戦。7分43秒、ジャックナイフ式エビ固めでフォール勝ち。

2007

07年4月1日、レッスルマニア23で、ECWオリジナル対ニューブリードとして、RVDサブゥーサンドマンと組んでイライジャ・バーク、ケビン・ソーン、マーカス・コーヴァン、マット・ストライカー組と対戦。RVDがストライカーにファイブスター・フロッグ・スプラッシュを決めて勝利。RVDとサブゥーが退団し、サンドマンが7月にRAWに移籍してからは、ECWで若手の踏み台的な役割として出場。

2008

08年6月1日、PPV「ワンナイト・スタンド」でチャボ・ゲレロCMパンクジョン・モリソンビッグショーとシンガポールケインマッチで対戦。ビッグショーの体格を生かした攻撃に圧倒され、最後はチョークスラムからドリーマーがフォール負け。7月20日、PPV「グレート・アメリカン・バッシュ」でECW王者のマーク・ヘンリーに挑戦したが、セコンドのデラニーの裏切りもあって敗れた。

2009

09年6月7日、PPV「エクストリーム・ルールズ」で王者クリスチャンスワッガーを相手にトリプルスレットハードコアマッチで対戦。スワッガーの脳天に松葉杖で一撃を加えてからのDDTで勝利してECWヘビー級王座を獲得した。7月7日、日本武道館でのWWEの日本ツアーに来日し、ジャック・スワッガー、クリスチャンを相手に防衛戦。10分48秒、DDTでスワッガーに勝利して防衛に成功。7月8日にはクリスチャンと組んでスワッガー、マーク・ヘンリー組と対戦。14分55秒、クリスチャンがキル・スイッチでスワッガーにフォール勝ち。7月26日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でクリスチャンを相手に防衛戦。キル・スイッチに敗れて王座転落。12月29日放送のECWでのザック・ライダー戦を最後にWWEから離脱。その後、ニューヨーク州ヤンカースでHOHを旗揚げ。

2010

10年3月26日、SMASHの新宿FACEでの旗揚げ戦に来日。TAJIRIと対戦し、ハードコアマッチを展開。14分38秒、テーブルへのDDTで勝利した。3月27日、ドラゴンゲートUSAのアリゾナ州フェニックス・セレブリティ・シアター大会でジョン・モクスリーと対戦。12分30秒、DDTに敗れた。5月23日、CHIKARAのニュージャージー州ユニオンシティ大会でエディ・キングストンと対戦。テキサスクローバーホールドを決めたが、悪のレフリーのデレク・サバトが試合をさばいていたレフリーを引きずり落としリングイン。ドリーマーに胸ぐらをつかまれたサバトがゴングを要求し反則負け。8月8日、TNAのPPV「ハードコアジャスティス」でレイヴェンと対戦。後ろ手に手錠をかけられ、イスの上へのDDTをくらってフォール負け。その後、元ECW勢はEV2.0の名でAJスタイルズフレアー率いるフォーチュンと抗争。9月5日、PPV「ノーサレンダー」でスタイルズを相手にアイ・クイットマッチで対戦し、敗れた。10月10日、PPV「バウンド・フォー・グローリー」でレイヴェン、ライノ、サブゥー、リチャーズと組んでAJ、カズ、モーガン、ルード、ストーム組を相手にリーサル・ロックダウン形式(時間差入場の金網でのバトルロイヤル。全選手入場後に凶器付の天井が降りてくる)で対戦。ドリーマーが雪崩式デスバレードライバーでAJにフォール勝ちし、EV2.0が勝利した。11月7日、PPV「ターニングポイント」でRVDと対戦し、ファイブスター・フロッグスプラッシュに敗れた。

2011

11年3月13日、PPV「ヴィクトリーロード」でブリー・レイ(ブラザー・レイ)と対戦。乱入したディーボンと共にテーブル上への3Dを決め、テーブル破壊。そのままフォールして勝利。5月15日、PPV「サクリファイス」でAJスタイルズとノーDQマッチで対戦。机の上でのパイルドライバーで勝利。12年11月、WNCに来日。11月27日、西鉄ホール大会で王座決定トーナメントに出場。1回戦で児玉ユースケと対戦。イスの上へのデスバレーボムで勝利。11月28日、後楽園ホール大会での準決勝でAKIRAと対戦。21分2秒、ムササビプレスに敗れた。

2012

12年7月28日、FWEのニューヨーク州カール・プレイス大会でブライアン・ケンドリックカリート、FWE王者のジェイ・リーサルとの4WAYマッチで勝利してFWEヘビー級王座を獲得。9月14日、ペンシルバニア州イーストンで行われたCHIKARAの「キングオブ・トリオス」に2コールド・スコーピオジェリー・リンと組んで参戦。1回戦で1ー2ー3キッドタタンカ、アルド・モントーヤ組と対戦。20分50秒、リンがクレイドル・パイルドライバーでモントーヤに勝利。9月15日、2回戦でマイク・ベネット、マット・ジャクソンニック・ジャクソン組と対戦。21分27秒、モア・バング・フォー・ユア・バックをくらってマットにドリーマーがフォール負け。10月6日、ハウス・オブ・ハードコア(HOH)のニューヨーク州ポキプシーでの旗揚げ戦でマイク・ノックス、カリートとの3WAYマッチに敗れてFWE王座から転落した。以後、HOHを定期的に開催。12月17日、WWEのRAWのペンシルベニア州フィラデルフィア大会にゲストとして登場。デル・リオミズと組んでジンダー・マハル、マッキンタイア、ヒース・スレーター組と対戦。ドリーマーがDDTでスレーターに勝利した。

2013

13年6月21日、FWEのニューヨーク州コロナ大会でRVDと対戦。ファイブスターフロッグスプラッシュに敗れた。6月22日、HOHのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でランス・ストームと対戦。テリー・ファンクやショーン・ウォルトマンが乱入する大混戦の末、17分37秒、DDTで勝利。

2014

14年4月5日、ルイジアナ州ニューオリンズでのレッスルコン・スーパーショーでエリック・ロイヤルと対戦。スピコリ・ドライバーで勝利。6月7日、HOHのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でアビス相手にモンスターズボールマッチ。12分54秒、画鋲の上へのチョークスラムに敗れた。10月12日、TNAが後楽園ホールで開催した年間最大PPV「バウンド・フォー・グローリー」でアビスと組んでブリー・レイ、ディーボン組と対戦。12分47秒、ダッドリー・デス・ドロップをくらってディーボンにドリーマーがフォール負け。11月15日、HOHのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でボビー・ルードのTNA世界ヘビー級王座に挑戦。14分39秒、ルード・ボムに敗れた。

2015

15年3月7日、HOHのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でエリック・ヤングとストリートファイトマッチ。14分15秒、パイルドライバーに敗れた。3月11日、FWEのニューヨークシティ大会でクリス・ヒーローと対戦。パイルドライバーで勝利。7月18日、HOHのカナダ・トロント大会でクリス・ヒーローと対戦。9分38秒、ローリングエルボーに敗れた。10月10日、東京愚連隊の新木場1stRING大会でサブゥーと組んで田中将斗、葛西純組、NOSAWA論外、FUJITA組と3WAYタッグマッチ。12分24秒、サブゥーがアラビアン・フェイスバスターでFUJITAに勝利。11月13日、HOHのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でTAJIRIと組んでエリック・ヤング、イーサン・カーター3世組と対戦。TAJIRIがグリーンミストからのバスソーキックでヤングに勝利。12月13日、WWEのPPV「TLC」でダッドリーボーイズ、ライノと組んでワイアットファミリーとエリミネーション・テーブルマッチを行い敗れた。

2016

16年4月15日、HOHのニューヨーク大会でライノと組んでランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミス・ジュニア組のGHCタッグ王座に挑戦。15分46秒、イスの上へのキラーボムをくらってアーチャーにドリーマーがフォール負け。10月1日、東京愚連隊の新木場1stRING大会で田中将斗と組んでシェーン・ダグラス組、葛西純、KAI組を相手に3WAYタッグマッチ。12分20秒、ドリーマーが机の上へのデスバレーボムで論外に勝利。12月16日、HOHのペンシルベニア州フィラデルフィア大会でマット・ハーディーと金網マッチ。乱入したジェフ・ハーディーをかついだ時に竹刀で頭部を叩かれ、チョークスラムに敗れた。

2017

17年7月15日、NWL・STLのミズーリ州セントピーターズ大会でコーネル・ダグラスとノーホールズバードマッチ。12分1秒、DDTに敗れた。12月2日、HOHのウィスコンシン州ウォキショー大会でアビスとハードコアマッチ。ブラックホールスラムに敗れた。12月15日、ROHのニューヨーク州ニューヨーク大会でブリー・レイと組んでブリスコブラザーズとストリートファイトマッチ。レイがマークのフロッギー・ボウをテーブルの上でくらって敗れた。

2018

18年7月21日、インパクト・レスリングのPPV「スラミバーサリー」でエディ・エドワーズとハードコアマッチ。ニーアタックに敗れた。10月4日、MLWのニューヨークシティ大会でブロディ・キングと対戦。ローブローからのパイルドライバーに敗れた。10月18日のインパクトの放送でキラー・クロスと対戦。バックドロップをくらってレフリーストップ負け。11月29日のインパクトの放送でイーライ・ドレイクと対戦。イスを首にかけられて、オールで殴られてフォール負け。11月8日、MLWのイリノイ州シカゴ大会でブライアン・ピルマン・ジュニアと対戦。変型スイング・ネックブリーカーに敗れた。12月14日、MLWのフロリダ州マイアミ大会でブライアン・ピルマン・ジュニアとシンガポール・ケイン・マッチ。ダイイング・プロミス(変型スイング・ネックブリーカー)に敗れた。同大会でブライアン・ピルマン・ジュニアを相手に無観客試合。調理室で蛍光灯を手にして脅し、戦意喪失させて勝利。12月31日、Barのカリフォルニア州ボールドウィン・パーク大会でウィリー・マックのHOH・TV王座に挑戦。イスを使ってのスタナーに敗れた。

2019

19年2月2日、MLWのペンシルベニア州フィラデルフィア・2300アリーナ大会でサンドマンと組んでデイビーボーイ・スミス・ジュニア、ブライアン・ピルマン・ジュニア組と対戦。スミス・ジュニアのイスの上へのパワーボムにドリーマーが敗れた。4月19日のインパクトの放送でマッドマン・フルトンと対戦。変型フェイスバスターに敗れた。5月24日、インパクトの放送でRVDと対戦。ファイブスター・フロッグ・スプラッシュに敗れた。5月31日、インパクトの放送でRVD、サブゥーと組んでムース、イーサン・ペイジ、ジョシュ・アレキサンダー組と対戦。RVDがファイブスター・フロッグ・スプラッシュでイーサンに勝利。6月21日、インパクトの放送でムースと対戦。スピアーに敗れた。6月29日、SICWのイリノイ州ベルビル大会でアッティラ・カーンとノーDQマッチ。14分26秒、テーブルへのスピアーに敗れた。8月23日、インパクトの放送でサミ・キャラハンとノーDQマッチ。パイルドライバーに敗れた。

2020

20年2月4日、インパクトの放送でエース・オースチンとストリートファイトマッチ。雪崩式ザ・フォールドに敗れた。3月31日、インパクトの放送で サミ・キャラハンと対戦。パイルドライバーに敗れた。7月18日、PPV「スラミバーサリー」でムースと対戦。スピアーに敗れた。9月8日、インパクトの放送でエリック・ヤングと対戦。ホッケーマスクでの殴打からパイルドライバーに敗れた。10月3日、特番「ビクトリーロード」で ブライアン・マイヤーズと対戦。クローズラインに敗れた。10月6日、インパクトの放送でブライアン・マイヤーズと対戦。竹刀攻撃をくらって反則勝ち。10月27日、インパクトの放送でブライアン・マイヤーズとハードコアマッチ。コーナーに立てかけたテーブルへのデスバレードライバーで勝利。12月12日、特番「ファイナル・レゾリューション」でラリーDと対戦。DDTで勝利。

2021

21年2月13日、PPV「ノーサレンダー」でリッチ・スワンのインパクト世界王座に挑戦。フェニックススプラッシュに敗れた。2月16日、インパクトの放送でムースと対戦。スピアーに敗れた。9月2日、インパクトの放送でエース・オースチンと対戦。フォールドに敗れた。

2022

22年10月27日、インパクトの放送でクリス・ベイと対戦。アート・オブ・フィネスに敗れた。

2023

23年2月23日、インパクトの放送でジェイソン・ホッチと対戦。デスバレードライバーで勝利。3月24日、インパクトのPPV「サクリファイス」でブリー・レイとバステッドオープンマッチ。流血させられ敗れた。9月8日、インパクトのPPV「ビクトリーロード」でケニー・キングのデジタルメディア王座に挑戦。DDTで勝利。デジタルメディア王座を獲得した。11月9日、インパクトの放送でクレイジー・スティーブを相手に防衛戦。凶器攻撃で反則負け。12月9日、インパクトの「ファイナル・レゾリューション」でディーナーを相手に防衛戦。DDTで勝利。