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寺西勇本名:寺西等1946年1月30日 富山県射水郡出身 175cm 100kg |
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通称
和製エドワード・カーペンティア
タイトル歴
IWAミッドヘビー
アジアタッグ 得意技
ドロップキック
フライングクロスアタック |
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63年4月に大相撲の立浪部屋に入門。
66年春に同部屋だった大磯武に誘われて、同じく立浪部屋の永源遥も加え3人で東京プロレスに入団。旗揚げ戦の10月12日、蔵前国技館での竹下民夫戦でデビュー。6分30秒、フォール負けに終わった。東京プロレスでは豊登の付き人を務めた。東京プロレス崩壊後、国際プロレスに移籍。
75年3月13日、堺町民体育館大会で稲妻二郎を破りIWAミッドヘビー級王座を獲得。デビル紫、リック・マーテル、ホセ・ベンチュラを相手に防衛を重ねた。「和製エドワード・カーペンティア」のニックネームを持っていた。
76年3月20日、蔵前国技館での「全日本・国際対抗戦」でサムソン・クツワダと対戦。17分7秒、ブレーンバスターに敗れた。
国際プロレスの崩壊後、ラッシャー木村、アニマル浜口と共に「はぐれ国際軍団」として新日本プロレスに参戦。ジュニア・ヘビー級の体格のため、タイガーマスクとは5回シングルで対戦。
83年8月4日、蔵前国技館でタイガーマスクのNWA世界ジュニア王座に挑戦。14分37秒、タイガースープレックスに敗れた。この試合を最後にタイガーマスクはUWFに移籍している。
84年9月21日、長州、谷津、浜口、小林と共に新日本プロレスを離脱して新日本プロレス興行に移籍。10月9日、新日本プロレス興行がジャパンプロレスリング株式会社に社名変更。その後、全日本プロレスに出場した。
85年7月、浜口と組んでアジアタッグ王座を獲得。
87年12月11日、日本武道館大会で百田光雄と対戦。9分5秒、後方回転エビ固めでフォール勝ち。
88年12月16日、日本武道館大会で北原辰巳と対戦。6分16秒、羽根折り固めで勝利。
89年6月5日、日本武道館大会で百田光雄の世界ジュニア王座に挑戦。14分27秒、首固めにフォール負け。7月18日、滋賀県立体育館大会で鶴見五郎と対戦。10分44秒、首をロープに激突させられて片エビ固めに丸めこまれてフォール負け。
90年4月19日、横浜文化体育館大会で折原昌夫と対戦。8分1秒、逆エビ固めで勝利。6月8日、日本武道館大会で百田光雄と対戦。9分13秒、逆さ押さえこみでフォール勝ち。7月27日、松戸市運動公園体育館大会で百田光雄と対戦。10分57秒、逆さ押さえこみでフォール勝ち。
91年4月18日、日本武道館大会で浅子覚と対戦。5分44秒、バックドロップホールドで勝利。
92年に頚椎を痛め引退。
94年にSPWFで復帰。鶴見五郎の団体にも出場した。95年7月18日、平成維震軍の札幌中島体育センター大会での「平成維震軍VS昭和維新軍6大シングルマッチ」で後藤達俊と対戦。ギロチンドロップに敗れた。97年2月5日、SPWFの駒沢オリンピック公園体育館大会で矢口壹琅と対戦。13分1秒、ダイビング・ニードロップに敗れた。98年4月にデビュー30周年記念興行を行なった。
スクラップブック
【国際プロレス伝】白パンツが似合う寺西勇は、元力士のテクニシャン
(web Sportiva 2017年11月15日 アニマル浜口が語る「国際プロレスとはなんだ?」より) 「身長は僕と同じ175cmと小柄でしたから、動きが速く、テクニシャン。「和製エドワード・カーペンティア」と呼ばれていましたね。カーペンティアというのはフランス出身のレスラーで、サマーソルト・キックやサマーソルト・ドロップを生み出し、当時世界最高の技の持ち主でした。「元祖アクロバット・プロレス」なんて言われていたレスラーです。寺西勇というレスラーもまさに”技の宝庫”で、とにかくキレがいい。憧れましたけど、僕が一番衝撃的だったのは受け身のうまさです。きれいでしたね。とてもじゃないけど、僕にはマネできない。デカい外国人レスラーに放り投げられても、フワ〜ッと跳んで、ストンと落ちて立つ。受け身がうまいから、返し技や合わせ技がすばらしいんですよ。ショルダースルーなど食らっても、サッと立ってすぐに攻撃に転じていましたから。寺西さんの受け身のうまさは、間違いなくトップクラス。他に挙げるとしたら、高千穂明久(本名・米良明久)さん――ザ・グレート・カブキですね。それと、今も現役で活躍しているヒロ斉藤選手。この3人が受け身のうまいプロレスラーベスト3だと僕は思っています。そして真っ白なショートタイツと、真っ白なリングシューズ。白装束というんですかね。それをずっと貫いて、カッコよかったですよ。テクニックのあるプロレスラーが好きなファンは、井上派と寺西派に分かれて盛り上がっていましたよ」 |
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