キックボクシングで鍛え、B・ブルドックスのコーチを受けて83年にデビュー。84年10月、フィル・ラファイアーの名で旧UWFに初来日。帰国後はプエルトリコを主戦場にボビー・ジャガースとタッグを結成。カリビアンタッグを獲得。88年10月、クロファットの名前で全日本プロレスに登場。ダグ・ファーナスとカンナム・エキスプレスというタッグチームで活躍。89年6月、アジアタッグ王座を獲得。以後、同王座を5度獲得した。91年11月17日、富士市立富士体育館大会で川田利明と対戦。プランチャやタイガードライバーで攻めたが、13分29秒、顔面キックからのパワーボムに敗れた。93年5月21日、札幌中島体育センター別館大会で渕正信の世界ジュニア王座に挑戦。タイガードライバーで勝利して世界ジュニア王座を獲得。8月23日、静岡産業館大会で渕を相手に防衛戦。延髄斬りに敗れて王座転落。94年7月12日、鹿児島アリーナ大会で渕の世界ジュニア王座に挑戦。モンキーフリップから強引に押さえこんでフォール勝ち。世界ジュニア王座2度目の獲得。95年7月20日、新潟市体育館大会でファーナスと組んで川田、田上組の世界タッグ王座に挑戦。23分25秒、田上の大車輪のど輪落としにクロファットが敗れた。9月10日、日本武道館大会で小川良成を相手に防衛戦。13分37秒、コーナーからの飛びこみ前方回転エビ固めを切り返されてフォール負け。世界ジュニア王座から転落。96年9月14日、ファーナスと共にECWに登場。ECWアリーナでサブゥー、ロブ・バン・ダム組と対戦し、30分時間切れ引き分け。11月にフィル・ラファンの名でファーナスと共にWWFに登場。97年秋からECWとかけもちでサーキット。12月5日、FBI(リトル・グイドー、トレイシー・スマザース)を破りECWタッグ王座を獲得。12月6日、クリス・キャンディード、ランス・ストーム組、ラットン、マホーニー組と3WAYダンスで対戦。ラファンがマホーニーにフォールを取られて王座転落。試合はダブルでの雪崩式ブレーンバスターを決めたキャンディード組がマホーニーにフォール勝ちし、ECWタッグ王座を獲得した。その後はメキシコやカナダの独立団体で活動。00年12月、全日本の最強タッグ決定リーグ戦に4年ぶりに参戦。藤原喜明とタッグを組んだ。01年1月28日、全日本プロレスの東京ドームに来日し、第1試合で13人参加の時間差バトルロイヤルに出場。26分14秒、最後に残った相島勇人にコブラクラッチ・スープレックスで勝利した。
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