レスラーノート

ジョニー・パワーズ

JOHNNY POWERS

1943年3月23日(41年説あり)
カナダ・ロイドミンスター出身(オンタリオ州ハミルトン説あり)
192cm 118kg

通称
死神
タイトル歴
NWFヘビー
得意技
パワーズ・エイトロック(8の字固め。四の字固めよりも威力が倍ということでこの名がついた)

日本での通称は「死神」。初代NWF王者。60年にデビュー。60年代初頭にトロント地区でロード・アンソニー・ランドーンの名で活躍。63年にWWWF地区に転戦。クリーブランドを拠点にインディ団体NWFを主宰。不動産関係の事業を営む、実業家としての顔も持っていた。66年10月、東京プロレスの旗揚げシリーズに初来日。アントニオ猪木とはそれ以来の縁で新日本旗揚げ後にはNWF王者として来日し、必殺の8の字固めを武器に活躍。73年12月10日、東京体育館で猪木に敗れてNWF王座から転落。この試合前に、事業の経営を悪化させたことが理由でNWFヘビー級のベルトを新日本プロレスに1万ドルで売却していた。その後、18金のベルトも売りこんだが、これは新日本プロレスに却下された。王座転落後も猪木、坂口と名勝負を繰り広げた。75年からニューヨーク地区のIWAを買い取り、ノースカロライナで運営したが、団体は消滅。80年4月、新日本プロレスに来日し、第3回MSGシリーズに参戦。予選トーナメントで敗退した。82年にセミリタイア。90年9月30日、猪木30周年記念試合にゲストとして来日。22年12月30日、死去。