得意技は必見!人間を空中回転させるターボドロップ。3ヶ月間、スティーブ・カーン、ロン・スリンカー、パット・タナカらにコーチを受けて、91年10月にフロリダ州タンパでデビュー。初来日はジム・スティールの名で、「94世界最強タッグ決定リーグ戦」。95年6月にはパトリオット率いるUS空軍の一員として、ザ・ラクロスに変身。大型マスクマンコンビとして暴れまくった。95年には映画「スーパーファイト」に出演して、主人公の憧れのレスラー役を演じた。映画は他に、プエルトリコでエキストラとして2、3回出演している。「97世界最強タッグ決定リーグ戦」には、再度変身。セガの格闘ゲーム「バーチャ・ファイター」発売にあたってゲーム中のキャラクター、ウルフ・ホークフィールドになりジョニー・スミスと組んでエントリー。三沢、秋山組、スティーブ・ウイリアムス、ゲーリー・オブライト組ら優勝候補相手に時間切れ引き分けに持ちこみ、台風の目となった。98年1月9日、鹿児島県立体育館大会でスミスと組んでアジアタッグ王者の秋山、大森組に挑戦。24分33秒、スミスのジャーマンスープレックスからのリバースDDTで大森にフォール勝ち。第63代のアジアタッグ王者となり、通算3度防衛。2月20日、広島市東区スポーツセンター大会で田上明と対戦。12分25秒、ノド輪落としに敗れたが、120キロの巨体をターボドロップ2で豪快に投げきるなど大善戦した。00年の世界最強タッグ決定リーグ戦でジム・スティールに改名し、バートンと組んで参戦。リーグ戦を10点で終了。12月9日、日本武道館大会で、同点で並んだ4チームでトーナメントが行われ、1回戦で川田、渕組と対戦。21分6秒、渕の顔面絞めにスティールが敗れた。01年の新日本プロレスG1タッグリーグでも準優勝し実力を再認識される。02年1月14日、全日本プロレスの横浜文化体育館大会でバートンと組んで、武藤、太陽ケア組の世界タッグ王座に挑戦。26分38秒、武藤のシャイニング・ウィザードにスティールがフォール負け。11月からバートンと共に新日本プロレスに登場。
03年1月30日からのシリーズでもバートンと共に新日本プロレスに登場。
IWGPタッグ挑戦者決定トーナメントに出場し、1回戦で中西、吉江組に勝利し、2回戦で後藤、ヒロ斎藤組に勝利。2月11日、岐阜産業会館大会での決定戦で村上、安田組と対戦。ターボドロップ2で村上を失神させたが、起き上がった村上がレフリーを突きとばして殴りかかってきたため4分49秒に反則勝ち。蝶野、天山組への挑戦権を獲得。2月12日、岡山県体育館大会で天山、西村組と対戦。天山をターボドロップ2で投げる時に転倒。試合は11分5秒にバートンのバートンバスターで天山にフォール勝ちしたが、右ヒザの靭帯を断裂し、長期欠場。10月21日、広島サンプラザホール大会でバートンと組んでIWGPタッグ王者の棚橋、吉江組に挑戦。30分58秒、吉江のダイビング・ボディプレスにスティールがフォール負け。
04年10月31日、全日本プロレスの両国国技館大会に久しぶりに来日。ラブマシン軍団の一人、ラブマシンXとして登場し、小島聡とシングルで対戦。13分37秒、強烈なラリアットに敗れた。試合後の小島は「ちょっと、ちょっとイマイチだった。相手の人、キャリアあるけど、たぶんしばらく試合してないんでしょ。やれば分かります」とコメント。その後、11月からの全日本プロレスの最強タッグ決定リーグ戦にラブマシン・スティールとして偽物MUTA(ジョニー・スタンボリー)と組んで出場。Aブロック5チーム中4位に終わった。
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