レスラーノート

ザ・グラジエーター

THE GLADIATOR

本名:マイク・アルフォンソ
1965年1月24日
フロリダ州タンパ出身
192cm 130kg

タイトル歴
ECW世界ヘビー
FMW世界ブラスナックル
FMW世界ブラスナックル・タッグ
インディペンデント・ワールド世界ヘビー
得意技
アッサムボム
ランニング・アッサムボム
カミカゼ・アッサムボム

地元のスティーブ・カーン・レスリング・ジムでコーチを受けて89年2月26日に地元タンパの団体IWFでデビュー。デビュー当時のリングネームはマイク・オーサム。 90年9月、ザ・グラジエーターの名でFMWに初来日。ホーレス・ボウダー、ビッグ・タイトンと共に活躍。 93年後半からマイク・オーサムの名でECWでも活躍。

1994

94年1月にはビッグ・タイトンと組んで大仁田厚、新山勝利組を破り初代の世界ブラスナックル・タッグ王者となった。ミスター・ポーゴとも組んで、プエルトリコ軍団の一員としても活躍。10月28日にはポーゴと組んで大仁田、ミスター雁之助組を破り世界ブラスナックル・タッグ王座を獲得している。

1995

95年7月30日、八王子市マルチパーパスプラザ大会でハヤブサと対戦。10分13秒、初公開のカミカゼ・アッサムボム(雪崩式パワーボム)で勝利。9月26日、後楽園ホールでハヤブサを破り世界ブラスナックル王座を獲得。10月25日、新潟リージョンプラザ上越大会のメインでホーレス・ボウダーを相手に防衛戦。13分49秒、雪崩式のアッサムボムを決めて勝利。初防衛に成功。その後、負傷のため王座を返上した。

1996

復帰後の96年5月に博多スターレーンでスーパー・レザーを破り王座に返り咲き。12月11日、駒沢オリンピック公園体育館大会での2冠統一戦でW★ING金村と対戦。場外の机にたたきつけるスーパーアッサムボムなど、パワーファイトで観客を熱狂させた。スーパーアッサムボムを2で返されたが、最後は17分14秒、強烈なアッサムボムで勝利。インディペンデント・ワールド世界ヘビー級王座を獲得し、初代FMW2冠統一王者となった。

1997

97年2月18日、後楽園ホール大会で田中将斗を相手に防衛戦。リング上から場外の机へのパワーボムを決めるなどパワーで圧倒。15分25秒、アッサムボム2連発で勝利した。12月19日、FMWの駒沢オリンピック公園体育館大会でトミー・ドリーマーと対戦。9分52秒、スーパーアッサムボムで勝利。

1998

98年8月2日、ECWのPPV「ヒートウェイブ」で田中将斗と対戦。イスの上へのトルネードDDTに敗れた。

1999

99年9月4日、全日本プロレスの日本武道館大会で小橋と対戦し、白熱の好勝負を展開。アッサムボムで小橋の動きを止め、距離の長いフロッグスプラッシュを見せるなど持ち味を発揮。ランニング・アッサムボムを完璧に決めたがカウント2で返され、コーナーに上がってカミカゼ・アッサムボムを狙ったがこらえられて失敗。リングに降りてアッサムボムを狙ったが、叩きつける瞬間にウラカンラナに切り返され、最後はラリアットをくらってフォール負け。9月19日、PPV「アナーキー・ルールズ」でECW王者のタズ、田中将斗を相手に3WAYでの王座戦。オーサムがフロッグ・スプラッシュでタズに勝利した後は1対1の対決となり、最後はリング上の机へのカミカゼ・アッサムボムを決めて田中にフォール勝ち。ECW世界ヘビー級王座を獲得した。11月7日、PPV「ノーベンバー・トゥ・リメンバー」で田中を相手に防衛戦。カミカゼ・アッサムボムで勝利。12月17日、テネシー州ナッシュビル大会で田中を相手に防衛戦。トップロープから机の上への雪崩式DDTをくらい、最後はローリングエルボーに敗れて王座転落。12月23日、ニューヨーク州ホワイト・プレインズ大会で田中のECW王座に挑戦。カミカゼ・アッサムボムで勝利して王座奪回。

2000

00年1月9日、ECWのPPV「ギルティ・アズ・チャージド」のメインでスパイク・ダッドリーを相手に防衛戦。机の上へのカミカゼ・アッサムボムで勝利。3月12日、ECWのPPV「リヴィング・デンジャラスリー」でキッド・キャッシュを相手に防衛戦。机の上へのカミカゼ・アッサムボムで勝利。5月、WCWに進出。WCW崩壊後はWWFに移籍。

2001

01年6月25日、ライノを破りWWFハードコア王座を獲得。7月10日、ジェフ・ハーディーに敗れて王座転落。

2002

02年にWWEを離脱。11月23日から始まった全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦にマイク・アッサムの名でPJフリードマンと組んで参加。8チーム中7位の1勝6敗に終わった。

2003

03年1月からザ・グラジエーターにリングネームを変更。1月5日、長野運動公園総合体育館大会で保坂秀樹と対戦。8分15秒、ランニング・アッサムボムで勝利。1月13日、大阪府立体育会館大会でグレート・ムタの持つ三冠王座に挑戦。18分11秒、ムーンサルトプレスで敗れた。2月23日、日本武道館大会で平井伸和と対戦。8分57秒、ダイビング・ボディプレスで勝利。3月22日から始まったチャンピオンカーニバルに参戦し、1回戦でテンタと対戦。13分40秒、フライング・ボディプレスに敗れた。4月16日、TNAの放送でペリー・サタンと対戦。ニュージャック、サンドマン、ブライアン・リー、スラッシュが乱入して反則勝ち。4月23日、TNAの放送でブライアン・リー、スラッシュと組んでニュージャック、サンドマン、ペリー・サタン組と対戦。ジャスティン・クレディブルが乱入してバットで殴られてサタンにスラッシュがフォール負け。5月14日、TNAの放送でマイク・サンダースとテーブルマッチ。グレン・ギルバーティのイス攻撃をくらって机の上に落下して敗れた。5月30日、徳島市立体育館大会で平井伸和と対戦。11分6秒、スーパー・アッサムボムで勝利。6月8日、横浜文化体育館大会でギガンテスと組んで世界タッグ王座決定トーナメントに参戦し、1回戦で武藤敬司、嵐組と対戦。20分17秒、武藤のウラカンラナにグラジエーターが敗れた。8月27日、札幌コンベンションセンター大会で小島聡と対戦。30分時間切れ引き分け。9月6日、日本武道館大会で三冠ヘビー級王座決定トーナメントに参戦し、1回戦で川田利明と対戦。3分26秒、顔面への右ハイキックに敗れた。

2004

04年2月11日、後楽園ホール大会でブキャナンと組んで小島聡、カズ・ハヤシ組の世界タッグ王座に挑戦。19分15秒、小島のラリアットにグラジエーターが敗れた。2月29日、ZERO−ONEの両国国技館大会で田中将斗のUNヘビー級王座に挑戦。場外カウント、反則カウントなしのハードコアマッチを展開したが、11分44秒、ローリングエルボーに敗れた。5月8日、ハッスルの横浜アリーナ大会で金村キンタロー、サブゥーと組んで田中将斗、黒田哲広、本間朋晃組と対戦。16分12秒、グラジエーターが机の上への雪崩式アッサムボムで本間に勝利。10月、ノアに来日。10月22日、国立代々木競技場・第2体育館大会で池田大輔と対戦。8分3秒、カミカゼアッサムボムで勝利。11月27日、札幌メディアパーク・スピカ大会でIZUと対戦。9分44秒、カミカゼアッサムボムで勝利。12月4日、横浜文化体育館大会でGHC王者の小橋に挑戦。カミカゼ・アッサムボムで小橋を追いつめたが、28分21秒、ムーンサルトプレスに敗れた。

2005

05年6月12日、ニューヨーク州でWWE主催のECWの懐古大会「ECWワン・ナイト・スタンド」に参戦し、田中将斗と対戦。ハードコアファイトを繰り広げ、場外のテーブルへアッサムボムで投げ捨ててからトペを決めて、9分52秒に勝利。

2006〜

06年2月に引退。引退後は不動産会社に勤務。 07年2月17日、フロリダ州タンパの自宅で首吊り自殺。