レスラーノート

ゴードン・ネルソン

GORDON NELSON

1930年3月27日
カナダ・マニトバ州ウィニペグ出身
183cm 106kg

タイトル歴
アメリカスタッグ

アマレス時代は多くのタイトルを獲得。56年にイギリス・イプスウィッチでのダグ・ジョイス戦でデビュー。プロ転向後はヨーロッパでロビンソンと熱戦を展開。徳光アナが「こいつは本気でやらせたら絶対強いぞ」と語る本格派レスラーで、カール・ゴッチもその関節技には一目おいていたという、隠れた実力者。68年6月に覆面をかぶってザ・アウトローとして国際プロレスに初来日。69年10月(国際プロレス)と71年4月(日本プロレス)の来日時にはゴードン・ネルソンの名で来日。72年5月(日本プロレス)にはミスター・レスリング(本家のミスターレスリングとは別人)として来日。73年1月にはゴードン・ネルソンとして全日本プロレスに登場。73年からアマリロで活躍。73年6月3日、アマリロ地区のボス、ドリー・ファンク・シニアのホームパーティーに出席。余興で酒が入ったシニアのスパーリング相手になった。そのスパーリング中にシニアは心臓発作を起こして死去してしまった。アメリカではフロリダやロスでも活躍。ロスではパク・ソン・ナムとのコンビでアメリカスタッグ王座を獲得している。83年にセミリタイア。WCWではリング運搬担当として勤務。12年12月17日、心不全と肺炎のため死去。