カート・ベイヤー

ザ・デストロイヤーの長男。７３年６月に１２歳で来日。デストロイヤーが全日本プロレスの外国人助っ人として長く滞在したことで、中学、高校時代を日本で過ごす。７９年夏に家族そろってアメリカに帰国。サンフランシスコ大学に進学。卒業後、日本に渡り、英字新聞の「ザ・デイリー・ヨミウリ」の編集者として勤務。９１年にフロリダのマレンコ道場に入門。９２年５月、全日本プロレスに練習生として入門。 ９３年１月１７日、井上雅央戦でデビュー。巨体に似合わぬプランチャやダイビングボディアタックを駆使して父とは違うカラーを出した。２月２８日、日本武道館大会でドリー・ファンク・ジュニアと対戦。９分４０秒、逆さ押さえこみにフォール負け。７月２８日に親子タッグを結成。７月２９日のデストロイヤー引退試合ではデストロイヤー、馬場と組んで、渕、永源、井上雅央組と対戦。足四の字固めの競演を見せた。その後、本人も引退し、日本でインターネット事業を手がける。その後、アメリカに帰り､ワシントンＤＣに住んでアパート経営の会社に勤める。時おりデトロイトやシカゴでインディー団体の興行に出場。