レスラーノート

エッジ

EDGE

本名:アダム・コープランド
1973年10月30日
カナダ・オンタリオ州オレンジビル
196cm 110kg

タイトル歴
世界ヘビー(WWE・RAW)
WWEヘビー
WWEインターコンチネンタル
WWF世界タッグ
CCWタッグ
TNT王座
得意技
スピアー
エッジキューション

93年にデビュー。親友のクリスチャンもエッジに影響されて同年にデビューし、タッグを組んでインディ団体を転戦。 96年にジェイ(クリスチャン)とスーサイド・ブロンズを結成し、SSWタッグ王座を獲得。 98年1月、アダムの名で、ジェイ(クリスチャン)と共にチーム「カナディアン・ロッキーズ」として新東京プロレスに初来日。2月11日、石川県産業展示館大会でタッグ王座決定トーナメントに参戦。1回戦で川畑、松崎組と対戦。18分55秒、ジェイがロッキープレスで松崎に勝利。同日の決勝でバッドニュース・アレンジェリー・モロー組と対戦。26分20秒、アダムがフェイスクラッシャーでモローに勝利し、CCWタッグ王座を獲得した。春からWWFのトレーニングキャンプに参加。ドリー・ファンク・ジュニアらのコーチを受ける。6月22日、ホセ・エストラーダ・ジュニアを相手にWWFデビュー。ギャングレル率いる「ザ・ブルード」で親友クリスチャンとタッグを組む。 99年7月24日、ジェフ・ジャレットを破りインターコンチネンタル王座を獲得。その後はクリスチャンとタッグを組んで「エッジ&クリスチャン」としてハーディーズと抗争。 00年4月2日、3WAYラダーマッチでダッドリーズ、ハーディーズに勝利してWWF世界タッグ王座を獲得。 01年6月24日、キング・オブ・ザ・リングに優勝し、クリスチャンとタッグを解消しシングルで活躍。8月19日、PPV「サマースラム」でランス・ストームの王座に挑戦。11分18秒、エッジ式DDTで勝利。WWFインターコンチネンタル王座を獲得。9月23日、PPV「アンフォーギブン」でクリスチャンを相手に防衛戦。11分54秒、急所へのイス攻撃に敗れて王座転落。10月21日、PPV「ノーマーシー」でクリスチャンにラダーマッチで勝利してインターコンチネンタル王座を奪回。11月5日、RAWでテストに敗れて王座転落。11月18日、PPV「サバイバーシリーズ」でテストを破り王座奪回。 02年1月20日、PPV「ロイヤルランブル」でウィリアム・リーガルを相手に防衛戦。9分45秒、凶器パンチをくらって敗れて王座転落。2月17日、PPV「ノー・ウェイ・アウト」でウィリアム・リーガルのインターコンチネンタル王座にブラスナックルマッチ(コーナーに設置されたポールにぶら下がったブラスナックルを使用可能)で挑戦。10分36秒、エッジがブラスナックルを手にして殴りかかろうとした瞬間に、隠していたブラスナックルで殴られてフォール負け。3月にスマックダウンに移籍。3月1日、横浜アリーナでのWWFの「スマックダウン・ツアー・ジャパン」 に来日し、ウィリアム・リーガルのインターコンチネンタル王座に挑戦。14分41秒、ダイビング・ボディアタックをエビ固めに切り返されてフォール負け。3月17日、PPV「レッスルマニア」でブッカーTと対戦。6分33秒、インプラントDDTで勝利。8月25日、PPV「サマースラム」でエディ・ゲレロと対戦。11分47秒、スピアーで勝利。 03年3月から首のケガのため長期欠場。

2004

04年3月にRAWに移籍。4月18日、復帰戦を行い、ケインに勝利した。

2005

05年2月4日、さいたまスーパーアリーナでのWWE日本公演に来日し、メインでHHHの世界ヘビー級王座に挑戦。16分49秒、ペディグリーに敗れた。4月3日、レッスルマニアでケイン、シェルトン・ベンジャミン、クリスチャン、クリス・ベンワー、クリス・ジェリコを相手にマネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチ。15分16秒、ブリーフケースを獲得して世界王座挑戦権を獲得。7月1日、さいたまスーパーアリーナでのWWE日本公演に来日し、ケインと対戦。8分13秒、アタッシュケースによる殴打で勝利。7月2日の大会ではエディ・ゲレロアングルと組んでミステリオアンダーテイカー、ケイン組と対戦。23分34秒、3者同時フォールに敗れた。7月からマット・ハーディーを相手に抗争開始。マットの恋人であったリタと私生活でもつきあいはじめてしまい、そのトラブルから同年4月にマットはWWEを解雇。私生活の抗争をそのままリングに持ってきた形となった。10月にマネーインザバンク権利争奪&敗者RAW追放ラダー・マッチでマットに勝利して抗争は決着した。

2006

06年1月8日、チェンバー戦を終えて疲れきっているジョン・シナの元に登場し、マネーインザバンクの権利を行使して王座挑戦。シナを破りWWEヘビー級王座を獲得。翌日のRAWでリタとのライブ・セックス祝勝会を行う。その後は大型ヒールとして徐々に本格化。1月29日にシナに敗れて王座転落。4月2日、PPV「レッスルマニア」でミック・フォーリーとハードコアマッチ。14分38秒、リング内からのスピアーで場外のファイアーデスクに叩き落としてフォール勝ち。7月3日、シナ、WWE王者ロブ・バン・ダムとのトリプルスレットマッチに勝利してWWE王座の2度目の獲得。9月17日、シナとのTLCマッチに敗れて王座転落。10月18日、日本武道館でのWWEの日本公演でランディ・オートンと組んでHHH、ショーン・マイケルズ組と対戦。17分15秒、マイケルズのスウィート・チン・ミュージックからのHHHのペディグリーにオートンが敗れた。10月19日、同会場での公演2日目でテスト、RVDと3WAYマッチ。11分32秒、RVDがファイブスター・フロッグスプラッシュをテストに決めた直後にエッジがRVDを押しのけてテストにフォール勝ち。

2007

07年5月7日、RAWでミスター・ケネディとのマネーインザバンクマッチに勝利し世界王座挑戦権を獲得。5月9日、スマックダウンでアンダーテイカーを破り世界ヘビー級王座を獲得。7月に左胸筋を断裂して王座を返上し長期欠場。11月に復帰。12月16日、バティスタ、アンダーテイカーとトリプルスレットマッチで対戦し、エッジに変装したメジャー・ブラザーズ(ザ・エッジ・ヘッズ)の助けを借りて勝利し世界ヘビー級王座を獲得。その後はザ・エッジ・ヘッズやGMのヴィッキー・ゲレロと共にトップヒールとして活躍。

2008

08年3月30日、PPV「レッスルマニア」のメインでアンダーテイカーを相手に防衛戦。23分53秒、スピアーをフットチョーク(三角絞め)に切りかえされて敗れて王座転落。6月1日、空位となった世界王座を賭けてアンダーテイカーとTLCマッチで対戦。エッジ・ヘッズ、チャボ・ゲレロ、バム・ニーリーの乱入で優位に立ち、最後はハシゴを押し倒してテイカーをリング下のテーブルの山に落下させてからベルトを手にして勝利。世界ヘビー級王座3度目の獲得となった。6月29日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」でバティスタを相手に防衛戦。必殺のバティスタボムをくらったがビッキーがフォールを妨害。エッジはレフリーを殴り倒し、ビッキーが呼んだサブレフリーは仲間のチャボ・ゲレロ。ビッキーがリングから場外に投げられる場面もあったが、最後はエッジがベルトで殴ってフォール勝ち。6月30日、番組の冒頭でスピーチをし終わったエッジの元に抗争相手のバティスタが登場。バティスタボムをくらってエッジは完全KO。そこにCMパンクがマネーインザバンクのブリーフケースを手にリングに現れ、エッジの世界王座にその場で挑戦。GTSであっさりと敗れて王座から転落した。ビッキーとの仲は結婚直前まで進展したが、7月18日の放送で、HHHがウェディング・プランナーを口説くエッジの映像をビッキーに見せたため、いったん白紙に戻る。7月20日、PPV「グレート・アメリカン・バッシュ」でWWE王者のHHHに挑戦。試合中にウェディング・プランナーとビッキーが登場して混戦。スピアーがビッキーに誤爆し、最後はぺディグリーに敗れた。8月5日、チャボ・ゲレロをイスで殴打し、ビッキーの車イスを押し倒し、エッジ派閥のラ・ファミリアやビッキーと完全決別。8月17日、PPV「サマースラム」で、復帰したアンダーテイカーとヘル・イン・ア・セルマッチ(天井付の金網デスマッチ)で対戦。ツームストンパイルドライバーに敗れた。試合後、ラダーに引きあげられてチョークスラムをくらい(首をつかまれて落とされる)、エッジはマットを貫通してリング下に転落。マットの穴から巨大な炎が何度も噴きあがった。その後、しばらく欠場を続ける。11月23日、PPV「サバイバーシリーズ」でHHH、コズロフのタイトルマッチに登場。欠場したジェフ・ハーディーの代役としてビッキーのアナウンスで試合に出場し、スピアーでHHHをKO。さらに乱入してきたジェフをスピアーで倒して、HHHからフォール勝ち。いきなりのWWE王座獲得となり、試合後にはビッキーと喜びあい「復縁」となった。12月14日、PPV「アルマゲドン」でジェフ・ハーディー、HHHとWWE王座をかけて3WAYマッチで対戦。HHHのぺディグリーをくらった直後に、ジェフのスワントンボムをくらいフォール負け。WWEヘビー級王座から転落。

2009

09年1月25日、PPV「ロイヤルランブル」でジェフ・ハーディーに挑戦。マットのイス攻撃からフォール勝ちし、WWE王座を獲得。2月15日、PPV「ノー・ウェイ・アウト」でのイリミネーション・チェンバーで敗れて王座転落。同日に行われたRAW版のイリミネーション・チェンバーでは、試合前にキングストンをイスで急襲して代役として突如参戦。最後に残ったミステリオをスピアーで倒して世界ヘビー級王座を獲得した。4月5日、レッスルマニアでビッグショー、ジョン・シナを相手に防衛戦。シナのアティテュード・アジャストメントにビッグジョーがフォール負けし、王座転落。4月26日、PPV「バックラッシュ」でジョン・シナとラストマン・スタンディングマッチで対戦。終盤からは花道奥のステージ上での戦いとなり、乱入してきたビッグショーがチョークスラムでシナをステージの下にたたき落とし、勝利。世界ヘビー級王座を獲得した。5月17日、PPV「ジャッジメントデイ」のメインでジェフ・ハーディーを相手に防衛戦。雪崩式エッジキューションを豪快に決めて王座防衛に成功。6月7日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でジェフを相手にラダーマッチで防衛戦。試合終盤、ラダーを登ったところで足を引っぱられたため、足場と足場の間に体が挟まれて身動きが取れなくなってしまい、ゆうゆうとジェフにラダーを登られ、吊るされたベルトを奪われて王座転落。6月28日、PPV「ザ・バッシュ」でジェリコと組んでタッグ王者のコロンズと、デビアス、コーディ組を相手に3WAYマッチで対戦。エッジのスピアーでカリートにフォール勝ちし、WWE統一タッグ王座を獲得。7月3日のハウスショーで足首を負傷し、長期欠場。

2010

10年1月31日、PPV「ロイヤルランブル」でのロイヤルランブル戦で復帰。最後から2番目に登場し、シナを場外へ投げ飛ばして優勝。3月28日、レッスルマニアでジェリコの世界王座に挑戦。コードブレイカーに敗れた。4月25日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でジェリコを相手に金網マッチで対戦し、スピアーで勝利。4月26日、ドラフトでRAWに移籍。5月23日、PPV「オーバー・ザ・リミット」でランディ・オートンと対戦し、両者リングアウトの引き分け。9月19日、PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」で王者のシェーマス、シナ、オートン、ジェリコ、ウェイド・バレットを相手に王座戦。シナのアティテュード・アジャストメントをくらってフォール負けして脱落。試合はオートンの勝利に終わった。10月3日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でジャック・スワッガーと対戦し、スピアーで勝利。その後、スマックダウンに移籍。11月21日、PPV「サバイバーシリーズ」でケインの世界王座に挑戦。スピアを決めてフォール勝ちしたかと思われたが、エッジの肩もついていたためダブルカウントの引き分け。規定により王座奪取に失敗した。12月19日、PPV「TLC」で王者のケイン、ミステリオ、デル・リオを相手に4WAYのTLCマッチで王座戦。勝利して世界ヘビー級王座を獲得。

2011

11年1月30日、PPV「ロイヤルランブル」でジグラーを相手に防衛戦。GM代行のビッキー・ゲレロからスピアーを禁止されたが、試合中にビッキーが倒れている間にスピアーを決め、最後はキルスイッチで勝利。2月20日、PPV「エリミネーション・チェンバー」で、ケイン、マッキンタイア、ウェイド、ビッグショー、ミステリオを相手にエリミネーション・チェンバー・マッチで防衛戦。スピアでケインにフォール勝ちし、ミステリオと1対1の展開に。最後はトップロープからのボディアタックをスピアで迎撃してフォール勝ち。王座防衛に成功した。4月3日、レッスルマニアでデル・リオを相手に防衛戦を行ない、スピアで勝利。4月11日の放送で、首のケガによる引退を表明。

2020

20年1月、PPV「ロイヤルランブル」でのランブルマッチで復帰。4月5日、PPV「レッスルマニア」(新型コロナウィルスの影響により無観客試合。実際の試合は3月26日)でランディ・オートンとラストマン・スタンディングマッチ。36分37秒、イス攻撃でKO勝ち。6月14日、PPV「バックラッシュ」でランディ・オートンと対戦。パントキックに敗れた。

2021

21年1月31日、PPV「ロイヤルランブル」でのランブルマッチに勝利。4月11日、PPV「レッスルマニア」の2日目でダニエル・ブライアン、ユニバーサル王者のローマン・レインズを相手に3WAYでの王座戦。21分41秒、レインズのスピアーからのイス攻撃にエッジがフォール負け。7月18日、PPV「マネー・イン・ザ・バンク」でローマン・レインズのユニバーサル王座に挑戦。セス・ロリンズに介入されて苦戦し、スピアーに敗れた。8月21日、PPV「サマースラム」でセス・ロリンズと対戦。スリーパーホールドで勝利。10月21日、サウジアラビアでのPPV「クラウンジュエル」でセス・ロリンズとヘル・イン・ア・セルマッチ。カーブストンプで勝利。

2022

22年1月1日、PPV「DAY1」でミズと対戦。スピアーで勝利。4月3日、PPV「レッスルマニア」の2日目でAJスタイルズと対戦。スタイルズがフェノメナール・フォアアームを狙ったところでリングサイドにダミアン・プリーストが現れて動きが止まり、24分27秒、直後にスピアーを決めて勝利。プリーストと2人で勝ち名乗りを上げた。その後、プリーストと「ジャッジメント・デイ」を結成。5月8日、PPV「レッスルマニア・バックラッシュ」でAJスタイルズと対戦。マスクマン(リア・リプリー)を試合に介入させてクロスフェイスで勝利。リプリーがジャッジメント・デイに加入した。6月5日、PPV「ヘル・イン・ア・セル」でダミアン・プリースト、リア・リプリーと組んでAJスタイルズ、フィン・ベイラー、リブ・モーガン組と対戦。エッジがスピアーでベイラーに勝利。6月6日、RAWでプリースト、リプリーと共に登場。エッジが新メンバーのフィン・ベイラーを呼んだが、3人から攻撃を受けてジャッジメント・デイが崩壊した。8月22日、RAWでダミアン・プリーストと対戦。スピアーで勝利。9月12日、RAWでドミニクと対戦。ベイラーが乱入して反則勝ち。10月8日、PPV「エクストリーム・ルールズ」でフィン・ベイラーとアイクイットマッチ。ダミアン・プリーストのヒット・ザ・ライツ、ベイラーのクー・デ・グラをくらってもアイクイットは言わなかったが、リプリーが倒れている妻のベス・フェニックスをパイプ椅子で叩こうとするとアイクイットと言って敗れた。

2023

23年2月20日、RAWでオースティン・セオリーのUS王座に挑戦。Aタウンダウンに敗れた。4月2日、「レッスルマニア」(2日目)でフィン・ベイラーとヘル・イン・ア・セルマッチ。イスで殴って勝利。5月からスマックダウンに移籍。8月18日、スマックダウンでシェーマスと対戦。スピアーで勝利。10月1日、AEWのPPV「レッスルドリーム」でクリスチャン・ケイジの前にサプライズ登場。クリスチャンの仲間のニック・ウェインをイスで叩いてルチャサウルスにスピアー。ダービー・アリン、スティングと握手。以後、アダム・コープランドに改名してAEWに出場。10月10日、AEWの放送でルチャサウルスと対戦。スピアーで勝利。12月6日、AEWの放送でクリスチャン・ケイジのTNT王座に挑戦。乱入したニック・ウェインの母にベルトで殴られて、キルスイッチに敗れた。12月30日、AEWのPPV「ワールズエンド」でクリスチャン・ケイジのTNT王座にノーDQマッチで挑戦。 キルスイッチで勝利。TNT王座を獲得した。直後に仲間のキルスイッチ(ルチャサウルス)から王座挑戦権を奪ったクリスチャンとの防衛戦を行ない、スピアーに敗れて王座転落。